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【詩 遊び色の虹】 

詩歌療法も兼ねています。懐かしい気持ちになったり何か感じるものがあれば、スキをお願いします。ちなみに青春と幸せについて書きました。

社会福祉士 一項。若さと価値について。

考えはあとで書く。詩歌とソーシャルワークについて自分なりにそろそろ学ぶ。詩と人の生活の相互作用。子どもなら、他者との比較や夢。大人なら夢と将来設計。など詩と人との相互作用で介入アプローチできるはずだ。

辛いことがあった昼下がり。道を歩くと放課後という透明の時間が落ちていた。

窓には7色の時間と、周りにある幸せがたくさん写っていた。

お店に入って手を伸ばしたくなった。幸せは、7色ではなく単純に一色の色の物だった。

それは確かに意味があった。

ある日の休日の喫茶店、メロンソーダには、グラスには落ち込みの雫が落ちていた。

嬉しいことや幸せが、メロンソーダが温くならないようにって、抱きしめていた。

何かを持っていて、大切な物を持っていること教えてくれた。

グラスの下、雫が紙の上に広がる。雲みたいな模様が、辛さや悲しみを教えてくれる。誰かの耐え忍ぶ悲しみ。

辛い状況というのは確かにあって、悲しみは確かにあって、だけど幸せや幸せだった頃もあって

その幸せが幸せだと言うのが怖くなって、悲しみを悲しみと認識するのが怖かった。

それが幸せだと思った。

悲しみや幸せは、様々な物に些細な物に擬態するんだ。

7色の幸せは、確かに、羨ましくて、まさしく日曜日の外出であり、ほしいものであり、お城であり、皆が見る幸せ 傘の上で 

弾ける無数の幸せ。

だけど、よく見ると、それはあの日見た。グラスの落ち込みの雫なんだよ。

幸せは、きっと、一色であると思うんだよ。それが悲しみの対極するものであるなら。

悲しみの先の幸せは、一つさ。

それが太陽ってやつで。それすら傘が隠してしまう。

だけど、悲しみが咲くのは傘の上で、その先には幸せが写る。

幸せを一端置いて、今を噛み締めよう。

置き傘。置き傘から考えたこと。

誰かにありがとうとかまた遊ぼうって言った方が高速で幸せを掴める気はする。

傘を放り投げて。遊び色の虹。そう思えた時は幸せかもわからないことを幸せと思わせてくれる。

遊びで表現できないが、7色は遊びでしか表せないから。そっから一色の幸せを描けたらいいな。