明智光秀は死んだのか？
わしのような年寄りからしますと。
大河ドラマの明智光秀というと、
近藤正臣の印象が強いです（国盗り物語）
雨の中名も知れぬ農民の竹槍に貫かれて
無残で寂しい死に方をします。
明智光秀が、何故織田信長を討ったのか
これについては、諸説あります。
しかし、歴史の上で、
明智を悪者にしたてたのは、
信長の後を引き継いで天下を取った豊臣秀吉だと思われます。
逆に考えると、
信長を倒そうとしていたのは、
豊臣秀吉だったんじゃないか？という疑いもわいてきます。
信長が倒れて一番得してるのは秀吉ですしね。
それまでの歴史を考えると、
信長の一の家来は明智光秀のような気がしますが、
秀吉には、
信長を慕い、信長に忠誠を尽くすという逸話が多すぎる気がします。
秀吉が策謀を弄して明智光秀を謀反するまで追い詰めた、
もしくは、秀吉と光秀は共謀して信長を打とうとしていて
土壇場で秀吉が光秀を裏切ったのではとか、
いろいろ妄想が浮かびます。
光秀の死（というか生き延びたという話）については、
いろいろ怪しい俗説があります。
有名なのは、本能寺の変のあと、山崎の戦を生き延びて
徳川側に逃れ、
怪僧天海僧正になったという話。
本能寺のころ織田信長は、
徳川家康を切ろうとしていたという話があり、
光秀が家康の暗殺阻止に一役買っていたのではないか。
本能寺の際、家康は光秀から逃げたのではなく、
秀吉から逃げたのではないかとか、
光秀と家康に繋がりがあったのではないかという事から、
光秀は公には山崎で死んだ事になっているが、
徳川方に保護されて、
天海と名を変えて生き延びたのではないかという説です。
傍証として、
例えば、
・日光に明智平と呼ばれる区域があり、天海がそう名付けたという伝承がある。とか、
・徳川家光の乳母には、明智光秀の重臣の斎藤利三の子の春日局が採用され、家光の子の徳川家綱の乳母には、明智光秀の重臣の溝尾茂朝の孫の三沢局が採用されている。とか
・天海の墓所が、明智光秀の居城があった近江坂本にある。とか
いろいろ挙げられているようです。
まあ、
源義経が実は生きていて、モンゴルに渡って成吉思汗（チンギスハン）になった、とかいう話よりは、こっちの方が信憑性がありそうな気がします。
最後には徳川家康が本当の天下をとって、
徳川幕府を開くわけですが、
もし光秀が行きて、家康を助けていたら
本当の勝者は誰だったん？て気になりますよね。
ちなみに、
徳川初代将軍は家康ですが、
二代目は家康の息子の徳川秀忠
三代目は家康の孫の徳川家光
ですよね。
将軍になった家康の息子、孫が
光秀の名からそれぞれ一文字づずつ、秀、光の字を
貰っているみたにも見えますよね。
偶然なんですかね。面白いですね。
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