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【治療日記25】6回目のキイトルーダ点滴

今日は6回目のキイトルーダ点滴で一泊入院している。3週間に一度のこの入院生活にも慣れてきた。

相変わらず点滴ルートが取れず、今日は3回失敗。もう最後の砦となっていた血管も弱ってしまって使えないと言われた。仕方なく、手の甲から取った。ちょっと痛いけど、何度も失敗されるよりいいかもしれない。次回から手の甲でやってもらおう。

点滴の後、血圧が170台から下がらず、降圧剤を飲んでも変わらない。
看護師さんが1時間おきにやって来て何度も測ってくれるが、最終的に168までしか下がらなかった。下も100を超えている。
頭は痛くないか?吐き気はしないか?目がチカチカしないか?などいろいろ聞いてくれるが、特にそういった症状はみられない。
入院は面倒だけど、血圧が高いだけでもこうやって心配してくれるので、安心感はあるなと思う。
明日の朝は下がっているといいけど。

今回は大部屋が満床だったので、第二希望の個室に入れられた。
自分からお金のかかる個室を希望するのは気が引けるが、このような状況だと「うん、仕方ないよね」と思えるし、内心うれしい。
久しぶりの個室!!
やっぱり人の気配を感じなくていいというのは、それだけで落ち着く。窓も大きくて明るい。ドアを閉められるので静かだし、トイレと給湯室も近いし、最高だ。
もしかしたら、もう大部屋には戻れないかもしれない。第一希望を個室にしてしまうかも。

今回は三浦しをんさんの『墨のゆらめき』を持ってきていて、さっき読み終わった。
面白かった。
三浦しをんさんのお得意の(?)男性友情もので、人の善いホテルマンと、ちょっと変わった書家が出会い、互いにだんだん心を開いていく。
この方の作品はいつもキャラが濃く、1人ひとりが魅力的だなと感じる。

入院中に毎回何か1冊は読む。
本を読むくらいしかすることがないというのは、実は贅沢なことだ。

本当は、今日はnoteに別の記事を書いていたのだが、珍しく下書きにしたままアップするのをやめた。何度も推敲してタイトルもつけて、あとはアップするだけだったのに。
内容が、もしかしたら誰かを傷つけるかもしれないものだったから、躊躇した。
若い頃はそんなこと考えずに、書きたいものをどんどん書いて公開していたが、私もちょっとは大人になったということなのだろう。
書くだけ書いたら満足してしまったので、誰かに見せる必要がなくなった。

それより、退院したら、そろそろ創作大賞の記事を書かないと。
集中したいので、倦怠感と腹痛が和らぐことを祈る。
先週は辛い日が続いたから。

今日は早寝する。
とりあえず、無事に6回目も終了。

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