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noterさんにリアルで会った話(4人目)

私には、ひそかに好意を寄せているnoterさんがたくさんいる。文章が好きな人、生き方が好きな人、なんだかわからないけど面白そうな人。
noteの街はステキな人でいっぱいだ。

引っ込み思案ゆえ、たぶん自分からは言わないけれど、向こうから「会いましょう」と言われれば、できるだけ会いたいと思っている。(もちろん、note上でいくらかの交流がある人に限るけれど)

そう思っていたら、今年に入って5月から立て続けにnoterさんから「会いませんか?」という連絡があり、先週はついに4人目となった。
私がずっと憧れているnoterさん、ささきひろこさんだ。

関東にお住まいだけど、お姉さんや親戚が関西にいらっしゃるということで「いとこ会」なるものがあり、数日間、関西で過ごされるとのこと。光栄なことに「一緒にヌン活(アフタヌーンティー)しませんか?」とのお誘いをいただいた。

お話をいただいたのが8月で、来られるのは10月ということだったので、もちろんスケジュールも真っ白だし問題なし。「ヌン活のお店はKaoriさんにお任せします」と言われてどこにしようか迷ったが、間違いのないインターコンチネンタルホテル大阪のアフタヌーンティーを予約した。

ひろこさんはインテリア雑誌に掲載されている写真のようなおうちで、かわいい犬のJoeyちゃんと丁寧な暮らしをされている。フリーランスのエディターであり、またレシピクリエイターでもあり、グルテンフリーやレクチンフリーのレシピをご自身で考えて企業に提供されている。
いつもおうちで食べているものなども写真で紹介されているが、そこがご自宅だなんて信じられない美しさ。雑誌から切り抜いてきたようにおしゃれなのだ。いつも私はそれを見ながら、ほぅっと甘いため息をついてしまうのである。

そこだけ見ていると、まるでドラマか漫画のようで、「こんな人が現実にいるんだろうか」と思ってしまうのだが、noteの記事を読ませていただいていると、意外にも気取らない性質というか、人間らしい正直な気持ちなども書かれていて、そこがまた私などは「ひろこさん、たまらん!」とギャップ萌えしてしまうわけで(笑)。
何にしろ、そんな憧れのひろこさんと一緒にヌン活をできるということが決まり、楽しみで仕方がなかった。

アフタヌーンティーは、16時半~の2時間コース。
新幹線が新大阪に到着してすぐに移動してもらい、お店の前のソファで待ち合わせた。嫌われたくないのでおしゃれして行きたかったが、衣替えがまだできておらず、仕方なく無難な白のブラウスを着て、お気に入りのスカートを履こうとしたが、1年で10キロも瘦せたのでぶかぶかでちょっと歩くとスカートがまわってしまう。仕方なくなんとか「まわらないスカート」を探して履いた。
それでもまだ何かおしゃれにしてみたくて、いつも髪の毛を内巻きにしているのだが、この間美容師さんに教えてもらった「外巻きにしてみよう」と思い立ち、やってみたがうまくいかず、結局また内巻きに戻した。高温で何度もヘアアイロンをかけたので、もう髪の毛はゴワゴワ(泣)。なんで外巻きにしようとしたんだろうかと後悔したが、遅かった。

まるで初デートの気分だ。
先に着いて待っていると、しばらくしてひろこさんが現れた。
ソファに向かい合って座り挨拶を交わした。
マスクをされていたので目だけだったが、なんだかお互いに「ようやく会えたこと」の感激が目で伝わっている気がした。(私だけだったらどうしよう)

途中でひろこさんがマスクをはずされた。
か・・・かわいいっ!!
noteでのやりとりでは勝手に少し年下の同世代だと思い込んでいたのだが、「あれ?10歳以上年下だったっけ?」と思い、頭がぐるぐるしてきたので、「ひろこさんって何歳でした?」と聞いてみた。すると、やはり少し下だが同世代。とても見えないよー。
なんとなくnoteのイメージでは、良い意味で「大人っぽい女性」を想像していたのだが、実際は少し童顔でかわいらしい女性だった。
これが漫画だったら、私の目は完全にハートマークになっていただろう。

時間になったのでお店に入り、席に案内された。そこからは忙しくアフタヌーンティーが始まった。
お茶を選び、スコーンが運ばれてきて、さらにセイボリーとスイーツのボックスがやって来る。
ここは9月の初めにも友達と3人で来たことがあり、その時は「ピーチ」尽くしでそれもおいしかったのだが、今回は「ハーベストアフタヌーンティー」。栗や柿、無花果などを使った、この季節にしか味わえない秋のスイーツと、セイヴォリーを楽しめるとのこと。
期待通り、それはすべてアートのように美しく、おいしく、一つ一つ手が込んでいた。

メニューはこんな感じ(絶対覚えられない)
ドライ無花果のスコーンは温かくておいしかった!
このお店はこんなボックスで提供される。
「この箱がほしいわ~」とひろこさん(笑)

おいしいねと次々に手を伸ばしながらも、おしゃべりに花が咲く。
お互いの仕事のこと、noteのこと、私の夫のこと、ひろこさんのお住まいのこと、これからの生き方のこと、ひろこさんの恋愛のこと、共通のnoteのフォロワーさんのことなど、いろんな話をした。
お話も上手だし、聞き上手でもあるひろこさん。よく笑う人だな、とも思った。こういう人がいると、場がパッと華やかになるんだろうなと思い、羨ましくも思った。

「自分は若い時にこれがやりたいと決まらなくて、いろんなことに手を出しすぎたから、最初からフリーライターの道を選んだKaoriさんはすごい」という意味のことをおっしゃってくださったが、いろんなことに興味を持って挑戦して、資格や技術も身につけ、それを使って今お仕事されているひろこさんのほうがすごいですよ、と返した。「私は書くことしか能がなかったので」と。
本当にそうなのだ。「書くことを選んだ」というより、「それしかなかった」のだ、私には。

ライターとして、フリーランスとしての今後の生き方のようなことについても話を聞いていただき、「わかります」「それでいいと思います」と共感や同意を得られたこともうれしかった。

noteで感じていた部分だけでなく、実際にお会いすると、もっと素敵だと感じることが多かったひろこさん。
お会いできてよかった。他のお会いしたnoterさんたちと同じく、機会を作ってまた会いたい。お話したい。
アフタヌーンティーも素晴らしく、本当に良い時間だった。

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