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WEB TOUCH MEETING#116の振返り

2024/4/13に開催された
WEB TOUCH MEETING in HIROSHIMA #116 の備忘です。


セッションの備忘

ウェブアクセシビリティ、今知っておくこと 植木 真さん

Webアクセシビリティ確保 基本の「キ」
問題点10の中で重要な問題TOP5

  1. 見出しやリストなどの文書構造をマークアップする

  2. 情報を伝えている画像に代替テキストを提供する

  3. キーボードだけでも操作できるようにする

  4. 情報を伝える色の使い方に注意する

  5. 動画にキャプションを提供する

音楽番組で初めて画面に歌詞を表示した曲が「勝手にシンドバッド」と聞いたことがありますが、歌詞を表示するっていうのも、アクセシビリティの一環だったんかな?とふと思い、アクセシビリティの対象が「特定の人ではなく、みんなにとって平等に」という点に納得しました。

Webアクセシビリティ確保 基本の「キ」問題点10は下記参照

見えづらい困りごととアクセシビリティ 常岡 天祐さん

障害名ではなく、困りごとを起点に考える!
べき/べからずポスターに初めて触れましたが、簡潔にまとめられていて、このイベントでの収穫になりました。

紹介された動画の中で少し触れられたフォントUDデジタル教科書体。
私のプレゼン資料は「私自身が読みやすくて好き」という理由でUDデジタル教科書体を使っていましたが、UD=ユニバーサルデザインというのに今頃気づいてちょっと恥ずかしい心持ちです。
「わかりやすさ」を求めてUDデジタル教科書体に行き着いたのは直感とはいえ、間違いではなかった!!と自信(?)が持てました。

スクリーンリーダーでアクセシビリティチェック 西本 卓也さん

広島市の人口約120万人に対して、視覚障害での障害者手帳配布は約3200人
0.3%と割合を出すと少なく感じますが、私の祖父は目を開けた状態で光を感じられない人だったので、決して他人事ではないんです。
なのに、スクリーンリーダーで検証したことがなかった!!
Webデザインを学び始めて10ヶ月。まだ余裕はないですが、今、作成中のポートフォリオできちんと検証してみようと思いました。初学者の頃から意識付けるのが良いですね。

ウェブアクセシビリティ実現のための組織体制について 神森 勉さん

企業にとってのWebサイトとは、事業活動のひとつ。
アクセシビリティ非対応は特定のユーザーとのコミュニケーションを拒否していると言っても過言ではないという意見に激しく同意しました。
企業としてどうあるべきかはWeb担当者だけの問題ではなく、経営層をどうやって巻き込んでいくか。巻き込んでいくスキルを持ちたいものです。
次に登壇される中道さんが昨年薦めてくださった「カイゼンジャーニー」という本をもう一度読もう!という衝動にかられたお話でした。

人間の尊厳、幸福、アクセシビリティ 中道 一志さん

さて、中道さん。昨年開催されたオープンセミナー@広島で虜になりました。
オフラインで参加したイベントの備忘をnoteにまとめるようになった、そのきっかけを与えてくださったのが中道さんです。

極論、苦痛がない=幸せ。
「自分にとっての尊厳が損なわれるような場所で働くべきではない」という言葉を聞いて、一筋の光が射しました!
実は、イベント前日、採用面接でひどく苦痛な思いをしていて「あの会社に行っても私は幸せになれないと思うから辞退しよう」と決めました。
オープンセミナーの時に「思い浮かべてもらう人であり続ける」と話された延長に「一緒に働きたいなと思ってもらえる人になる」があり、そうなるためにどうするか悩んでいたので「まずは自分自身に対するアクセシビリティを上げる!」という提言で雲が晴れてきたような気がします。
今回も書籍を紹介していただいたので、早速ポチります。

御礼

主催の藤本勝己先生をはじめ、サポートメンバーの皆様、登壇者の皆様のおかげで今回も楽しく勉強になるひと時を過ごせました。
毎回、いろんな収穫があって楽しいです。
ありがとうございました。

来週は、ブレイキングUP SORACOM × Power Platformに参加します。オープンセミナー@広島で登壇されたMax(松下 享平)さんも登壇予定です!




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