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夏休み日記2024(Blue Six CoffeeとRaw Sugar Roast)

【8月19日】
Lightroomで管理している写真のライブラリを眺めていたら、10年ほど前にロンドンに留学していた時代の8月の数日間のデータがすっぽり抜け落ちていることに気がつき、古い外付けHDなんかをごそごそと探してなんとか復旧する(当時SNSにあげていた写真と照合していて気がついた)。Lightroomに全面的に移管したのがここ数年のことなので、その時に不手際があったのかもしれない。

1日中データを見ていても不健康なので、前から気になっていたお店、キャロットケーキが美味しいという麻布十番のHudson Market Bakersへ。麻布十番て、なんとなく家からは不便な場所にあるというイメージがあったんだけど、実は南北線で1本、数駅なので結構近い。キャロットケーキはなかなか美味しかったです。
そのまま渋谷へいき、最近開業したサクラステージを歩く。渋谷の再開発については批判的な意見もあるけど(野村訓市さんとかね)、まあ街の性格を大きく変えようという話だと思いますし、歩いてみると面白い、みたいなのもあるんじゃないかと思っています。

来月には新機種が出るものの、このところTrue Depth カメラの故障でかなり不便になってきたiPhone13を買い替えるべく秋葉原へ。途中、神田の藪に立ち寄る。ここは麺はともかく、つゆが好みである。その後、某店で無事にiPhone 15 Pro Maxを購入。なんでわざわざ秋葉原まで行ったかといえば、いつも僕が使っているiPhoneがやや特殊なモデルなので、現時点で東京で手に入るところが限られていたからである。それにしても高いですね。

Raw Sugar Roast

【8月20日】
せっかくの夏休みなので、日頃行ったことのないコーヒー屋さんに行こうということで、千駄ヶ谷と外苑前の中間くらいにあるBlue Six Coffeeへ。ウェルビーイング的な意味で自分にはちょっとおしゃれすぎたけど、良いお店でした(1月に行った香港のnoc coffeeにちょっと雰囲気が似ていると感じた)。

そのまま経堂のRaw Sugar Roastへ。コーヒーって、10年ちょっと前はサードウェーブブームがあってブルーボトルコーヒーなんかが持て囃されたけど、あれって日本の昔からのコーヒー専門店からすれば特段目新しいものではなかったと思う(まあ、浅めの焙煎で、ワイン由来のボキャブラリーを使用して香りを重視する、みたいのはちょっと新しかったかもしれないけど)。ただ、ここ数年でコーヒー豆はシングルオリジンの中でも発酵工程の違い等による味の違いを楽しむような段階に来ていて、この店はそういった品種の豆に注力していることで有名らしい。

勧められたコロンビアの豆は、発酵過程でスイカ果汁と酵母菌を一緒にすることでスイカのフレーバーをつけたもの(インフューズド・コーヒーなんて呼ばれたりもする)で、本当にスイカの香りがして驚いた。まあ、冷静に考えると、コーヒー豆にあえてスイカやらアプリコットやらの香りをつけないといけないのか、という気もしなくもないけれども、ウィスキーなんかもシェリー樽で熟成させることでシェリーの香りをつけたりするし(マッカランとかね)、いずれにせよコーヒーのバリエーションが増えることは悪くないことだと思う。毎回スイカの香りのするコーヒーを飲みたいかと言えば微妙だけれども。



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