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心の奥にある根っこの言葉

こんばんは。ゆーすけです。

今回は自分の中で大切にしている本音について投稿します。

皆さんは最近、心の声に耳を傾けていますか。本音を話していますか。

忙しさや自分に余裕が無かったりするとつい自分のことを後回しにしてしまいます。自分のことをゆっくりと考える時間よりも、目の前のことにいっぱいになってしまって、「本当はこう思っているのに」、「実はこう言いたかったのに、でも中々言えなくて・・・」 そんな悩みを抱えている人もいると思います。

■本音を話すことは難しいこと

そもそも本音を話すことは難しいですし、誰に言って良いのか、本当に言って良いのか迷うこともあると思います。

もし、明日から誰にでも本音を話さなければいけない法律ができたら、日本はどうなるのでしょうか。身の回りのことに当てはめるなど、少し想像してみてください………。

皆さん、どんな世界を想像しましたか。

普段、家庭や仕事、学校、友人や恋人など色んな人との関わりの中で、それぞれ思うことがあってもどこかで我慢をしたり、伝え方を工夫したり、その場の空気に合わせていると思います。でも、そのおかげでそれぞれのコミュニティが円滑にいったり、安全に成り立っていることもあります。もし、それぞれが好き放題に本音を言ってしまったら、皆さんの想像した世界になっていくかもしれません。

以前、50人くらいのイベントで本音を話していますか?と質問したところ、約9割の人が本音を話していないと回答されました。「言いたいけど言えない」、「言ったら嫌われる」、「不快にさせたくない」などのことから本音は中々言えないとの意見がありました。

それぞれの立場や役割によって本音を言わない、言えないことがたくさんあるように思います。

本音は簡単に言っているようで、実は言えていないことです

■本音を言うことの大切さ

本音を普段から話せている人は良いのですが、言いたいことが言えずに、家に持ち帰って寝る前にモヤモヤして、悔しかったり、悲しかったりしたことはありませんか。時には涙を流すこともありませんか。

僕自身そのような気持ちをたくさん経験してきました。本当はこう思っているのに、場の空気を壊したくなくて、嫌われたくなくて、そんなことを考えていくうちに、言いたいことが言えないようになっていました。そして、いつからか自分の本音に気づかなくなってしまい、自分の意見などが考えられずに、その場に合わせるだけの人になっていました。そんな日々を過ごしていると、心は負の気持ちでいっぱいになり、満たされず不健康になっていたと思います。

ある日、あまりにも言いたいことが言えないことから、紙に向かって思っていることを書いてみました。そうすると、色んな感情の言葉や表に出ていない奥にある気持ちが出てきて、少しずつ自分の思いに気が付くことができました。また、傾聴がとても上手な方に自分の話しを聴いてもらうことで、自分と向き合い、たくさん自分のことの話しをすることができました。

やっと言いたいことが言えたこと、知らない気持ちに気づけたこと、自分を表現できたことはとても嬉しかったです。文字でも言葉でも自分の本音を解放することは心の健康になると実感しました。

言いたいことが言えた時、心がスカッとした経験はありませんか。大雨から晴れ間が差し込むような瞬間です。自分の本音を聴いてもらって、受け止めてもらった時に、心が少し温かくなって、優しく光が差し込んできます。
本音を話すことは自分の心に安らぎを与えます。

■本音を言ってみる

今回、本音はネガティブな感情という表現をしていますが、もちろんポジティブな気持ちも本音です。でも、嬉しい気持ちや、感動したことは素直に感情や言葉として表現しやすいと思います。美味しい物を食べた時、スポーツの試合観戦や壮大な景色を見た時に、心の奥から言葉にすることはありませんか?ポジティブなことはネガティブなことよりも、ストレートに出てくるように思います。

最近、印象的な出来事はありましたか?良かったことや、嫌なことなど、その時に心の中ではどのように思っていましたか。

本音は何重にも殻に包まれています。普段言い慣れていないからこそ、いざ言おうとしても、オブラートに包んでしまって、本音とは少し違う表現をしてしまっていると思います。

本音とは心で思っているもう少し奥の言葉。
心の中の自分に問いかけて、「本当はどう思ったんだろう」と、もう少し殻を破ってみる。そうしていくと段々と心の根っこにある声が聞こえてきて、本音が出てくると思います。

本音を言うことは決して悪いことや、悲観的なことではなくて、今まで気づいていなかった自分を知ることや、思いを発散することにもなります。
本音を言うと、「こんなことを考えてしまった」、「こんなこと言う自分が嫌だ」と思うかもしれませんが、それも大切な自分の言葉です。本音を言うことでマイナスの感情になってしまうこともあるかもしれませんが、言ったことを否定するのではなくて、「そういうことを言う自分も大切な自分自身だよ。なんでも言って良いんだよ」と自分自身を優しく認めることが大切だなと思います。大事なことは、そう思ったのはなぜ?なぜそう思ったら嫌だと思うのか?など、自分自身を見つめて、振り返ることです。気づいたことから心を守る対処法を考えることもできます。本音を話すことは自分を生きやすくするために大事なことです。

■根色を大切に

今までの話しから、本音を話すことは『自分自身の感情を知ることができて、新たな気付きにもなり、普段言えていないことを発散できること』です。良いことも悪いことも自分にとって大切な言葉。心の奥から聞こえてくる声に耳を傾けてみる。その言葉一つひとつは、かけがえのない自分が生きてきた証の宝のような言葉です。心の奥にある根っこの言葉は、人それぞれ、一言一言に色があります。根にある色=『根色』を大切にしていきましょう。そして、自分も相手を受け止めて、認める余裕を持ちましょう。

文字でも、誰か信頼できる人や全く自分のことを知らない人でも、時々本音を話してみる。ため込まずに、心を解放してみる。自分自身を一番大切に思うために、まずは自分の心の声を聴いてみましょう。
もちろん、僕自身も皆さんの心の声を聴くサポートをできたらなと考えています。

あなたの本音を聴かせてください。

■最後に

今回は自分が大切にしている本音について投稿しました。読んでいただきありがとうございます。

月曜日の夜に投稿するようにしていましたが、これからは金曜日の夜に投稿していきます。
毎週か2週に1度を目標にこれからも投稿していきます。

また金曜日にお会いしましょう。
今日はゆっくりと自分の心の声を聴いてみて、ゆっくりと休んでくださいね。

優しさの研究者/月のような人


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