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さらっと感想文「アクタージュ」

読んだことがない人でも、タイトルは聞いたことがあるかもしれない。
もしかするといつか読めなくなってしまうのでは?と思ったので、レンタルしてコミックスを読んでみた。

アクタージュ act-age』は、原作:マツキタツヤ、漫画:宇佐崎しろによる日本の漫画。マツキと宇佐崎にとって初連載作品であり、宇佐崎が漫画を描いたのはこれで2作目であった。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2018年8号から2020年36・37合併号まで連載された(連載終了の経緯については後述)。
少年漫画としては珍しい「役者」という題材を扱っており、天才的な演技の才能を秘めた主人公が女優として成長する姿を描く。映画・演劇界から評価が高かった。
2022年には舞台化の予定があったが、後に中止が発表された(中止の経緯についても後述)。(Wikipediaより)

連載終了と舞台化中止の経緯は後述とあるけれど、この記事にはそこまで引用しないので、もし気になる場合は検索してみてください。

作品自体は割と前から知っていて、少年漫画で役者を題材にしてるだけじゃなく、主人公が女子高生っていうところも珍しいなと思った。

キャラクターも結構好きな感じの人が多かった。
最初はやっぱり夜凪景がいいよな、って。
黒髪ロングというだけで好みだったりする。
あと、ちょっと変だなって思われるような感覚があるところ。
柊雪さんも好き。
他の登場人物に比べると常識人っぽい立ち位置なのか、ツッコミを入れてるところが多かった気がする。
あとは、山野上花子さん。
見た目というか、キャラクター性というか、なんだかいいなって。
夜凪景が演じた役で一番好きなのは、やっぱり羅刹女だった。

少年ジャンプ本誌での連載だけじゃなく舞台化や「夜凪景」女優化プロジェクトなどの企画もあり、そのオーディションの応募受付も始まったり、かなり盛り上がっている中での連載終了だったので、本当に残念だった。

単行本は、全12巻で未完。
話数は、全123話で未完。
単行本12巻は107話までの収録なので、本誌を読んでいない人は108~123話を読めないことになる。
電子版も無期限配信停止らしい。
話としては、舞台「羅刹女」のサイド甲とサイド乙のどちらが勝ったのかがわからないところで単行本が終わっている。

原作と漫画を2人でそれぞれ作っていた作品だったので、どちらが欠けても成り立たないし、続きが描けない作品だった。
途中で連載終了になっているのは知っていたし、続きが気になるだろうというのもわかっていたけど、今回読めて良かった。

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