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トロントから一時帰国 日本入国で気をつけるポイント

私事ですが4月5日にトロントから日本に一時帰国をしました。
その道程で気をつけるポイントを書いてみたいと思います。

二重国籍者は日本のパスポートで入国


日本帰国のための準備は、あれこれと事前にすることがあり面倒くさかったで〜す!

今回は息子を同伴したのですが、なんと日本のパスポートの有効期限が切れている!
コロナ禍で旅行をすることもなく、放ったらかしに・・・(泣)

現在、外国人の観光による日本入国はできませんが(4月20日現在)、外国籍の家族は特別事情(日本国籍の配偶者もしくは子供)により入国ができます。

ただしビザの申請をしなければなりません。

息子はカナダ生まれなので、カナダのパスポートも保持しています。

領事館に問い合わせると、二重国籍の場合はビザの発行はできないので、
日本のパスポートを更新をするようにと言われました。

第一関門として、日本のパスポート更新からスタートしなければならず、
急遽、戸籍謄本を日本から取り寄せることとなりました。

が!
日本の郵便局から国際郵便(航空便)は現在停止しており、船便のみとのこと・・・

書類を船便???まさかのまさか、、、、

そこで民間のサービスを使うことにしたのですが、書類1通のために支払ったのが8000円近く!

まあ、1ヶ月以上かかる船便と比べて、2週間ちょっとで届き申請に間に合ったので、まあいいか・・・

この時代にやっとデジタル庁ができた日本。
先進国の水準から見ても、かなりの遅れを痛感しました。

早く役所のデジタル化を進めて、海外からでも簡単に書類が入手できるようにしてほしいものです!!!

まあ、パスポート更新も何とか無事終了し、次は、日本政府指定のアプリ【Mysos】をスマホにダウンロードして、それぞれインフォメーションを入力。

ここで、「ファストトラック」に事前登録していると、到着時にいちいち紙の書類を提出したりする必要はありません。

この時、一緒に税関申告書(機内で渡される細長い紙)も、事前にダウンロードして入力しておくと時短となりますよ。(税関申告アプリと検索すればでてきます)

出発72時間前の陰性証明書 経由便で帰国の場 合は注意!


Mysosには、ワクチン接種証明書とPCR検査の陰性証明書をアップしなければなりません。

ここで注意しなければならないのは、陰性証明書が有効となる出国地です。

今回はバンクーバー経由だったので、72時間前の出国地はバンクーバーとなります。

私はうっかりトロント出発時間に合わせていたのですが、この事を知り、PCR 検査の予約を1日送らせてバンクーバー発に合わせました。

PCR検査に関しては、トロントにある日系の旅行会社で、日本用の陰性証明書フォーマットに記載してくれる所を紹介してもらいました。

この陰性証明が、また高い!
まあ、ラボによって違うのでしょうが、、、、

ラッキーなことに、旅行会社を通してディスカウントをもらいましたが、それでも日本円で一人16000円くらいしました。

3回目のワクチン接種(ブースターショット)をしていれば、カナダからの入国は自宅待機は必要ありません。

ちなみに、カナダは4月1日から入国の際の陰性証明書の提示は必要ありませんので、ご安心を!!

検疫検査のために乗継便に乗り遅れても自己責任で


まあ、無事にすべてを登録して出国できました。

さて日本の成田空港に無事に到着。
私は関西なので、成田で乗り継いで関空まで行かなければなりません。

ここでハプニングが!

乗り継ぎまで3時間ちょっとあったのですが、検疫でのコロナ陰性検査が成田は混むと聞いていました。
間に合うのか???

到着してから検査結果が出るまで約2時間半。
その後、荷物を受け取って国内線のターミナル3まで移動し、新たに国内線フライトのチェックインをしなければなりません。

結果は、国内線に到着した時には搭乗が終わっており関空までの飛行機に乗れませんでした。

飛行機会社に説明しても、そのフライトが当日の最終便で、その日のスケジュール変更は無理。
また、どんなに説明しても返金などは受け付けてもらえませんでした。

ここで注意!

政府のサイトにも記載されているのですが、

検疫での検査で時間がかかって乗り継ぎに間に合わなかった場合、
新たなフライトや宿泊など自費で対処しなければならない

とのことです。
うそっ〜!!!

なんで〜

と怒りが爆発しそうでしたが、長旅の疲れでその気力もなく、結局次の日のフライトを新たに購入しました。

できれば乗継便は、非常に混む成田ではなく羽田の方がよさそうです。

また成田の場合なら、乗り換えの時間を長めにとることをおすすめします。

本当に今回は何かと余計な経費のかかった旅となりました。
まあ、この時期に日本に行くには、やはり、それなりのリスクを背負わなければならないようです。

さて、久しぶりの日本帰国で驚いたのは、コロナ禍といっても、都会はどこも人・人・人

密になるのが怖くて、あまり遠出はできませんが、近場の観光と美味しい日本食を堪能しています。

本当に早く規制が緩和されて、通常のように旅行ができるようになって欲しいものです!


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