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パソコンの中身(前編)

今日はパソコンの中身について詳しく書いていこうと思います。
お買い物のときに損をするのは嫌だと思いますので、軽く押さえていただくのがいいと思います。

それでは本題入っていきますね。


◆全体の構成

パソコンはどのような形のものであっても、中身に関してはほとんど同じです。今日は、その中でも車でいうところのハンドル・タイヤなどの基本的なパーツについてまとめていこうと思います。

・マザーボード

まずはパソコンのベースとなる「マザーボード」を紹介します。
事項でも紹介する「CPU」を心臓部分と指す方も多いですが、私はこちらがすべてのベースだと思っております。

【マザーボード(MSI MAG B760 TOMAHAWK WIFI DDR4)】

マザーボードはパソコンのパーツのすべてを接続するメイン基板になります。この板の所定の場所にパーツをつなぐことによって、はじめてパソコンとして成立します。
もちろんこのマザーボードにも様々な種類が存在し、ノートパソコンや特殊な形状のパソコンになってくると、それ専用に製造されたマザーボードが使用されることが多く、一般に販売されるケースは少ないです。
一方、デスクトップパソコンや自作パソコンで用いられるマザーボードは規格が決まっており、数パターンのサイズで販売されています。

もちろん、サイズが大きくなればその分接続できるパーツが増えますし、外部から接続できる製品も多くなります。

このようにパソコンそのもののベースのなりますので、パソコンのスペックと言えば「CPU」や「GPU」に注目されがちですが、それらの性能が高かったとしても受け止めるベースが弱ければ、最大性能を引き出すことができないのです。
ノートパソコンではそこまで意識しなくてよいのですが、デスクトップパソコンになると考えるべきポイントになってくるくらい重要部品です。

・CPU(中央演算処理装置)

皆さんがコンピュータと指すものと言ってもいいでしょう。
簡単に言うとめっちゃすごい計算機です。
人間で例えると、マザーボードが体であれば、こいつが脳です。

【CPU(INTEL Core i9 12900K)】

この脳の性能によって、できること・速度が変わってきます。

例にするのは少しずれるかもしれませんが、日本のスーパーコンピュータ「富岳」はすごいたくさんの脳を持っており、1秒間に44京回(京は兆の1万倍、10の16乗)もの計算ができるとされています。もうよくわからないですよね(笑)

以前の記事でも少し触れていましたが、パソコンで起こっていることのすべては数字の計算やON/OFFの切り替えによって表現されています。
その処理を瞬時に実行できる=スペックが高いという風に言われるわけです。

その分お金もかかりますけどね・・・。

・メモリ(RAM)

【デスクトップ用 メモリ】

これはなかなか理解しづらいものかもしれませんが、
私なりに言うと「同時にいろんなこと考えるためのもの」です。

は・・・? ですよね。(笑)

よく作業デスクに例えられるのですが、いろんな仕事をやろうと思った時に、大きな机と小さな机では一度に同時に広げられる資料は大きい机のほうがもちろん多くなりますよね。

そんな感じで、皆さんの周りにもやけに短期記憶力が良くて
いろんな人から同時に伝えられても、全部覚えていたりする人いませんか?

パソコンは機械なので、その力も意図的に強くしたりできます。

じゃあなんで必要なのかと言いますと、こいつがしょぼかった場合の現象はスマホを使っているときにも共通するところがあります。

いろんなアプリを同時に開いているときに動きがカクカクしたり、
突然アプリが落ちてしまうことってありますよね。

あれはこいつが限界を示しているサインなわけです。
(そんな時画像を消して容量を空けるんだ!という人がいますが、それは次項のROMが記憶しているものなので、ほとんどの場合が無意味です。)

最近はWebサイトもデザイン性の高いものが増え、動きの多いものが多くなってきているので、意識したいポイントですね。

今後、パソコンでは16GB以上は必須となってくるでしょう。

・ストレージ(ROM)

こいつはもう人の記憶と同じようなものです。
あらゆるデータの保存をつかさどるパーツです。
人間は忘れてしまうことが多いですが、ROMは割れない限り、容量が許す限りいつまでも記憶しています。

皆さんもご存じなものでいうと、
・フロッピーディスク
・CD
・DVD
・HDD(ハードディスク)
・SDカード

辺りが該当するでしょう。
現在パソコンに使用されるROMは、SSDと呼ばれるものが主流です。

【m.2 SSD(KIOXIA)】

こんな薄っぺらい基盤がデータを保存してくれるわけです。
すごい進化しましたね。
これで保存容量が1TB以上あるんです。

iPhoneの標準的な解像度で撮影した場合の写真は、1MBから1.5MB程度なので、100万枚保存できますね。
ちなみにDVDは1枚当たり平均10GBの容量になるので、単純計算で100枚分に相当します。
もう意味わかりません。(笑)


◆前編〆

まずはメイン要素となってくるパーツについてお話してきました。

パソコンを購入するにあたって、まずはどの項目の情報に目を通すべきなのかをわかってもらうといいと思います。
車を買うときに燃費を気にするのと同じような感覚でしょうか。

どういう指標がいいものかについては、今後「パソコン購入・自作ナビ」という記事にてまとめていきますので、それまでお待ちください。

「GPU(グラフィックボード)」などについては次の記事で書いていきます。

今日はここまでにします。
有意義に感じていただけましたら、フォロー等いただけますと励みになります。

それでは!


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