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ホールド・ザ・ダーク(Netfilx)感想

冒頭の狼を見てほしい。
なんて神々しいのだろうか。
狼は「大神」であるというのも頷ける。

最近「ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ 」を読んだのだが、狼についても触れられている。
だもんで、ストーリーに惹かれて見始めた。

狼が息子を攫ったので、殺してほしいと女は手紙を出す。
依頼者は狼に詳しい作家のおじさん。主人公は彼である。

ストーリーが進むにつれ、狼とは何かの暗喩なのではと思い始める。息子を亡くした母親が怪しすぎて。

冬の凍てつくような寒さ、薄暗く陰鬱な雰囲気を感じてほしい。
序盤、ゆっくりとじわじわ進むリズムにピンときたらおめでとう、この作品との相性は抜群だ。ラストまであなたを飽きさせはしないだろう。
話が進むにつれ殺人事件が起こり血なまぐさくなっていく。

冬は鬱気味になり嫌いな季節だがこの映画を見ると雪一面の森を探索したくなる。あ、スカイリムをプレイしたくなる。あのフィールドを思い出す。

最後までみたんだけど、一体何が起こったんだという気に持ちになったので考察サイトなどみてみたのだがやはり難解なストーリーだった模様。雰囲気を楽しめればいいと思う。

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