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西野亮廣エンタメ研究所で学んだことを職場に取り入れてみる#8

【終わらない悪夢】

※物凄く迷い、悩んだ末に全てを記載する事を決めました。

11月30日をもって、前理事長が解雇されました。

正直に言うと、何か違う気がしていた事は事実でしたが、これで前に進める。
自分達一般職員は思っていました。

相変わらず、契約書類は提出されずに一般職員達は業務を行っていました。
一部の職員は虐待研修を受けました。

「虐待は、虐待が起きてしまう環境を改善しなければ無くならない」自分が前々から法人に訴えていた内容でした。
この研修には役職者達も受けていましたが、役職者達は講師のその言葉を聞きながら、「ほぅ、そうですよねぇ」と頷いて感心していました。

何だコイツら?
気持ち悪い…
何だコイツらは…

研修が終わってすぐに研修を受けた感想を書くように紙が配られました。
自分はこう書きました。

研修内容は素晴らしい内容だと思います。
しかし、この研修を受けたからといって、残念ですが、法人が良くなるとはとても思えません。

今現在、この研修を受けてやはり何も変わりませんでした。
残念ながらこの研修は、外ヅラを良くするためのもので法人を良くしようと思って実施されたものではないのです。

起訴され解雇された前理事長でしたが、起訴、解雇後も理事会に呼ばれていたそうです。
しかし、12月に入って連絡が取れなくなったそうです。
一般職員には「体調不良で連絡が取れなくなっている」と伝えられていました。

実際には、12月に入ってから行方不明になっていたそうです。

自分が担当している施設に前理事長の甥っ子が移動してきました。
この甥っ子は前施設で利用者に対して恫喝や虐待をしていたそうです。
しかし、そういう風に教わったのです。
前施設はいわゆるこの法人の顔とも言うべき施設でした。
利用者の御両親や外部の人が訪れる事が多い施設です。
つまり、外ヅラを良く見せるための移動です
間違った教育を行った責任は一切取る事なく、後方へ追いやったのです
結局自分が教える事になりましたが、今まで彼が経験した約2年間の経験は全て忘れるように伝えました。
幸いまだ若いので取り返せると思いました。

そんな最中、ある事件が水面下で起こりました。
自分はその甥っ子から聞いきました。
「明日は通夜があるので休みます」
と前日に言われました。
「まぁ良いんだけど、前理事長じゃないだろうね?」
自分は何気なく聞きました。
「鋭いですね」
彼は答えました。
「!?」
言葉になりませんでした。
隣町で遺体で発見されたそうです。
自殺でした。

最悪な結果になりました。

さて、法人はどう出るのか?
解雇後のことなのでこのまま職員に伝えないつもりなのか?

12月14日、今現在の法人はこのように腐りきっています。

前理事長、ご冥福をお祈り致します。

次回は未定です。

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