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BOYS DON'T CRY

ほんの1~2年前の事がとても昔の事のように感じる。色んな事が変わっていく。生まれ変わったようでいて、そのまま在り続けているとも言える。

死ぬほど大切だった君の事も、殺したい程憎かったあいつのことも、今は平等にどうでも良くなってしまった。いや、どうでもいいと思い込んで、自分を納得させているだけ、というのが本音かもしれないけど。
そんな気持ちを地下室に閉じ込められる位には変わってしまったということ。

今日も安い酒をのんで、嘘っぱちの涙を流して、何となく満足したら無料のポルノサイトを漁って眠る。クソみたいな朝が来て、眠気に頭が支配されるだけの一日が始まる。

こんな生活を続けていたところで何も変わらないと、脳ミソの奥の奥では理解している。目の奥の神経が痛む。
その度、間に合わせの痛み止めに頼る。

泣いちゃダメだ。
ガードは極端に下げて、死の淵で悪魔と打ち合う。先に頭蓋骨をへし折った方が勝者だ。

泣いちゃダメだ。
全ての効率や生産性、社会的な規範や常識という正しさに抵抗しろ。
感情で暴論を正当化するんだ。

BOYS DON'T CRY

泣いてる時間なんて、俺達にはもうないよな

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