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書きたい書きたい、のきもち

 好きな作家さんの本をちらりと立ち読みして、あたしもやっぱり書きたいなぁと思った。
 尊敬する大好きなミュージシャンの歌詞を読むたび、あたしも思いをたらふく書きたいなぁと思った。

 まいにちあたまのなかに浮かんでは消えるあぶくのようなアレやコレや。それらをすべて書き記しておきたい、いつもそう思っている。そう、もうずっと昔からそう思い続けている。
 思ってばかりで何もしていないあたしを「またか」と冷たい目で見下ろすもうひとりのあたし。いつものあたし。

*    *    *

 半月前から始めたピアノ。子どもの頃に7年間くらい習ったピアノをまたイチから始めている。また弾きたい、そう思い続けてやっと、やっと何年か越しで行動に移せた。まずは一歩。
 でも続けないと、練習しないと意味はない。ぬるぬると続いていくことに身を任せるのではなく、続けていく過程に集中すること、そして達成する目的を目指し、今に集中して歩き続けることが今のあたしには必要なのだと身体の芯のところで知っている。
 そしてあたしは相変わらずいつまでも盛大にインプットし続けている。脳内でアドレスも持たない情報の数々。それらを定住させることをもっと増やすこと。アウトプットという脳内への定住、そして身体への定住。

まずは脳内から飛び出そう。毛足の長い青い芝生へ駆け出そう。

また、ここから、はじめよう。
誰の目も気にしない自分でいたい。
ここはそんな場所でありたい。


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