都会
札幌に、長期出張という名の研修に来ている。約7ヶ月。
そうなると、高校進学で下宿をはじめた娘と、自宅と、私の単身赴任先と、今の長期出張の社会人下宿と、4重の生活をしていることになる。
都会なので、娘の下宿先も近いし、楽しみにはしていたけど。
来たら来たで、待ち構えていたようにいろんなことが起こる。
さまざまなトラブルがおこるけど、起こるべくして起こっているし、
こっちに来たおかげで解決しやすいトラブルもあった。
4重の生活は、はっきり言って苦しい。時間的にも、金銭的にも。
精神的にも、肉体的にも。あと少しで終わると思うけど、その少しが、
少し先が見えなくて、頭を抱えて叫びたくなることもある。
今この年齢になって、教員を目指す意味がわからなくなったり、
家族と離れてするほどのことなのかと悩んだりする。
ちょっと吐き出したいのに吐き出せない。弱音を吐き出したくても
吐き出せないときは、みんなどこに押し込めているんだろう。
この気持ちを、見てみないふりをしては進めないんだろう。
どうにも苦しいけれど、苦しいときもあるのが人生。
問題は、ひとつずつ解決。
旦那がそういった。大丈夫だと。いつも支えてくれる人だからこそ、
甘えすぎているのではないかと悩む。これは、離れて生活している弊害か。
ちょっと冬のせいか、寒くなってきたせいか、心が暗い。
吐き出したいけど吐き出せないから、ここに書き記す。