かおをあわせてはなしをして、さわってすがたかたちをたしかめる・2



あっという間に12月になった。こういう一年だったけれども初めての方と知り合い、 オンライン上だけではなく直接会って初めまして、ということが今年ほんとうにたくさんあったのは運が良かったのかもしれない。

電話やメッセージしかしたことがない人と初めて会う。お店の隅っこに座って顔を合わせて話しをして、会った時にコートの袖に触れて「わあ、本物だあ」、とすがたかたちを確かめる。
声から、その人の書く文章から、本当にいろんな情報が得られていたわけなのだけれども、自分の中で膨張していたイメージとSNS上で本人が膨張させていたイメージをかちっと焦点を合わせてその人は本当はどんな人なのか、海で育った人なのか、山で育った人なのか、街で育った人なのか、土の上で生きてきたのか草むらの上で生きていたのかはたまた砂か、それは比喩だけれどもつまり 何を見てきて何を考えてきて心の中にどういう風景があるのかは、やっぱり顔をつきあわせて話をして、分厚い真冬のコートの袖に触れて時間を重ねるしかない。 わたしのほうが笑い上戸なことに多少驚かれた感もある。



Спасибо Вам большое:)♡!!! ありがとうございます:)♡!!!