DTM60

パソコンの負荷の話の前に書くことがあることを完全に失念していました。

昨日の記事を読んでパソコン買い替えた方がいたら

ごめんなさい

としかいいようがない、しょうもない理由で発生するノイズです。

まあそんな方がいらっしゃるとは思えませんが(笑)。

前に歌録りの際に書いた記事で蛍光灯消せとかエアコン消せとかいう話を書きましたが、2MIXにする時にもこの問題はきちんとしておかなきゃいけません。

もちろん電気系で発生するノイズも重要ですし、2MIXにする時に蛍光灯をつけない、エアコンをつけないということも重要ですし、まだ蛍光灯をつけっぱなしにするのであればまだいいと思います。

蛍光灯をつける、消す、というような行為は絶対にやってはいけません。

蛍光灯をつけっぱなしにしていても、もちろんそこからノイズは発生するものですが、実際にどの程度気になるものか、というとそれほどではないでしょう。

ただつける、とか消す、という行為は問題になる場合が多いです。

というのもこの手の機械は「電圧の変化」に弱いからです。

スイッチのオン・オフをする時って電圧が周囲の電器機器の電圧が大きく変動します。もちろん普通の機械がそのようなことで動作に支障が出るようであれば、そんな機械はクレームが続発し、自主回収の対象になるでしょう。

ただパソコンでDAWやって、蛍光灯をつけたり消したりするとノイズが発生する、なんてクレームをつけたところで、まず相手にもされないでしょう。

ただ「この人は話相手がほしいのか」位にしか思われないと思います。

ただ、やはり音響関連機器というのものは、こういうノイズに敏感に反応しやすいです。

そして厄介なのがアナログ音源の場合だと、こういった電気的反応の結果が音に直接的に表れるので、原因の特定が簡単であるのに対し、デジタル音源の場合、直接音には表れず、データ自体の欠損につながるからです。で、それがノイズに繋がるかどうかも実際には分からないでしょう。

音質は確実に劣化しますが、どのように劣化するかが分からないのがデジタルデータの怖いところです。

デジタル音源では多少のデータ欠損があったとしても、問題なく再生されることになっていますが、実際にその保証がどこかにある訳ではありません。

後、オーディオインターフェイスが2MIX時の音質に関係ない、という話がありますが、これは嘘です。

当たり前ですが、ケーブルで繋がっているだけで、電器機器は必ず相互に影響を与えます。

じゃあ無線ならいいのか、というものかと言うとそうでもなくて、当然電波すら電器機器に影響を与えるものです。

まあ電波を防御することは通常の環境下ではまず無理なので、この点を考慮してもあまり意味はありませんが(笑)。

なので2MIXにする際、自分はノイズの影響を軽減する大きなタップをオーディオインターフェースとコンセントの間にかましています。

もちろんパソコンの電源はオーディオインターフェースとは別経路から取るようにしています。

まあここまでやる必要があるのかどうかは分かりませんが(笑)。

ただ、これだけは確実に確認した方がいい、ということがあります。

ケーブルの劣化です。

結構簡単なDAWユニットでも、結構ケーブルって使うものなんですよ。これが劣化していると、音質に悪影響が起きる場合があります。

もちろん取り扱っているデータがアナログではなくデジタルデータなので、はっきりと分かるものかというと微妙ですが、データというのは必ず伝送時に劣化するものであり、その際悪影響を及ぼす可能性のある問題は可能な限り排除すべきです。

後、実はこちらの方が重要なのですが、モニタリングをする際、パソコンにヘッドフォン直刺しする方はいないと思います。

やはりオーディオインターフェース経由でモニタリングする方が大多数でしょう。

そうすると、音源上に存在していないノイズがモニタリング時に発生するリスクがあり、そこで処理を間違う可能性すらあります。

オーディオインターフェースの問題なのに、音源の問題だと思ってマスタリング時に色々いじれば、確実に音質は劣化します。

自分はそこまではやりませんが、本当であればノートパソコンを使用していいるなら、電源は抜き、バッテリー駆動にした方がいい位です。

交流電源って音質的にも電気的にも×ですから。

まあそこまでやるとどちらかというと「変人」の部類に入るかもしれませんが、例えばUSBケーブルが劣化していると、本当はきちんと録れているのに、おかしく聴こえてしまうことになりますから。

特に買い替えのきくケーブルであれば、定期的に交換した方がいいのは間違いありません。

もちろん高いものを買ったところで価格的に大したことはありませから、こういうところでケチらない方がいい、というのは言うまでもないことです。

この問題はパソコンに直刺しした場合でも同様です。パソコン内でアナログデータに変換しているので、オーディオインターフェースを使用するより、更に音源外のノイズを拾ってしまう可能性が高いと思われます。

ってノイズの話というより音質の話になってしまいましたね...。

まあいつものことだからいいか。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。