良く聴く曲③

もう一曲、毎日1~2回聴く曲があります。

Uruさんの「あなたがいることで」です。作詞・作曲ともUruさん、編曲は小林武史さんですね。

またUruかよ、と思われるかもしれませんが、実際に良く聴いているんだからしょうがありません。

恐らく小林武史さんがかなりリハモしている感じですね。例えば「プロローグ」あたりより、コードの使い方が洗練されています。

ただ基本的なコード進行はこの曲もシンプルなんですよね。小林武史さんが上手く色づけしているようなイメージです。

ただ基本的におとなしめな編曲ですよね。

これには意味があって、やはりUruさんの持ち味は「声」ですから、やはりこの声をどうするか、ということを考えないと、作品を壊す結果になりかねません。

随所に小林武史さんらしさは出てはいますが、やはり控えめ。

で、Uruさんの声って聴き疲れしないんですよ。低音成分が多くて、さらっとしているように聴こえながら、微妙にざらついた部分もある声。

だから聴いているとすっと歌が自然に体に入ってくるんですよね。

聴き疲れしない声だからこそ、毎日聴いても飽きがこないように感じます。

て昨日書いた話と一緒ですね(汗)。

ただ、「個性」と言うと、変わっていることが「個性」だ、と思われやすいと感じています。

確かにUruさんの声って、特段変わった声ではありません。

でもこういう声って意外と少ないんですよ。

実は「少ない」ということは「個性」にとって重要なことだと思います。

「少ない」ということは「希少価値がある」ということであり、それ自体が「個性」になりうる、そういったことを感じさせられる声です。

次は別の方の曲を書きたいと思います。



ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。