関ジャムスペシャル
また今日も急なテーマになってすみません(汗)。
昨日録画していた関ジャムスペシャル見たんですよ。
そもそもTOP10を選ぶミュージシャンの選出にいささか疑問を持たざるを得ない、という側面はありますが、これは番組制作者側の問題であるからしょうがない、というところだと思います。
ただ一つだけ事前に思っていたことがあって、宇多田ヒカルさんの「真夏の通り雨」が選ばれているかどうかが、日本のプロにセンスがある方がどれだけいるかどうかの指標になるだろう、と思っていました。
構造的にもJ-POP的ではないし、編成も普通ではなく、しかもいわゆる有名な曲でもないからです。
でもしっかり入っていました。
とりあえず安心しました。
あとドリカムの「未来予想図Ⅱ」が1位にはならないだろう、と思っていました。
もちろん優れたバラードであることは間違いありませんが、やはりメロの力に頼ってしまっている部分があり、またメロが良ければこういう作り方をするのは当然だと思いますが、それ以上でもそれ以下でもない曲です。
これが1位になったら、普通の人と一緒ですからね(笑)。
もちろん自分自身も好きな曲ではありますが、ミュージシャンの立場からすると、「選びにくい曲」なんですよね。
で1位はダントツで「LOVE LOVE LOVE」だったということですが、これも良く分かるんですよね。
構成的には明らかにJ-POPとは違うし、なのにJ-POPとして成立していて、全ての部分でバランスが均衡していて、どこを取っても良く出来た作品なんですよ。
まあ他の方は大体予想がついてしまうような方なので、割愛させていただきますが、日本のプロもまんざらではない、と思わせられるような選曲であることが感じられる番組でした。
まあだから、と言われればそれまでですが(笑)。
明日からは通常連載に戻りたいと思います。