ミュージシャン③Billy Joel~6

今日もまた名盤、「52nd Street」です。

前作と同様、やはりメンバーが凄いですね。

今度はFreddie Hubbardですよ。あのThe V.S.O.P. Quintetの。ある意味スーパーグループと言ってもいいようなグループじゃないですか。

Peter Ceteraがかすんでしまいます。

もちろんPeter Ceteraが在籍していた時代のChicagoも好きなバンドではあるのですが(笑)。

ジャズやフュージョン系のミュージシャンが多いのはやはり前作を意識したのでしょう。

ただサウンド的にはより強めな印象ですね。前作のような繊細さは影を潜め、パワフルな曲が大半を占めています。

日本人の好きな「Honesty」(もちろん自分も日本人なせいか好きな曲ではありますが)にしても、力強いバラードですよね。

この辺は好みの問題になってくるのですが。こういった点では前作の方が好きなアルバムです。

ただ、完成度という意味からすると、こちらの方が高いと思います。全く隙がない。曲の平均点が高く、標準偏差も低い印象です。

文句のない名盤と言っていいでしょう。

ただやはり個人的にはもう少し「Turnstiles」以前にあったような、なよっとした感じがちょっとだけほしいんですよね。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。