昭和歌謡④

タイトルはこのままですが、今日は「昭和歌謡」と「シティ・ポップ」との関係について書きたいと思います。

この辺も結構微妙なんですよね。例えば松田聖子さんなんて、「昭和歌謡」でもありながら、「シティ・ポップ」的な要素も強いので、どっちなのか的な感じで、よく分からない。

おそらく曲は完全な「シティ・ポップ」であるのに、アレンジが「昭和歌謡」を引きずったようなところがあって、それが故にどちらとも言えるものになっている。

実はこの辺に「シティ・ポップ」の限界があるんだと思います。最初は別物的な感覚でいましたが、「シティ・ポップ」は「昭和歌謡」から独立したものではないのだと思います。

そういう雰囲気とは完全に離れている山下達郎さんのような方もいらっしゃいますが、やはり商業的なことを考えると、「昭和歌謡」的なものがないとだめなんでしょうね。

というよりは、やはり「シティ・ポップ」も「昭和歌謡」からは抜けきれなかったのかもしれません。

明日はその辺について自分の考え方を書いてみたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。