ピック⑮

今日もテーマと関係ないのですが、流れということでもう一つフレットレスベースの長所について書きたいと思います。

スライドさせる時の音のスムーズさです。

もちろん早いスライドであれば、ギターでも普通にやりますし、それほど難しいことではありません。

ただ、例えばバラードで全音符2度のスライド、これはフレットがあるときついです。

遅くなればなるほど、スライドは音に継ぎ目が出てしまう。

フレットがあるが故に、どうしてもスライド中にそのフレットで鳴る音が鳴りやすい。

早いとスムーズに出来ても、遅く、そして音程の幅が短いほど、難しくなる。

音程の幅というのが重要で、幅があると、実際には早いスライドと同等になるため、あまり気にならなくなる。

ただ、音の感覚が狭く、かつ音符の長さが長いとやはり難しいんですよ。

だから、ギターの場合だとしばしばボトルネックが使用される。

でもフレットレスベースでは、そもそもフレットがないからスムーズに音が動く。

で、やはりフレットレスベースを弾く方の場合、スライドを多用する傾向が一般的に高いでしょう。

やはりフレットレスベースの大きな利点はここにあります。

ベースが「泣きやすく」なる。

バラードでは重宝する手段です。

明日も同じようなネタで書くつもりですが、思いつかなかったら別のテーマにします(笑)。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。