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今日からは「リアルな打ち込み」に関して重要なファクターである「ベロシティ」の設定について考えていきたいと思います。
むしろ発音タイミンよりも、こちらの方が重要かもしれません。
じゃあなんで後回しにしたかというと、こちらの方が「出来ている方」が多いからです。
意図的でも無ければ、全部の音が同じ大きさの作品、というのはあまり聴かなくなったように思えます。
もちろん「同じ大きさ」というのは設定上の話であって「実際に鳴る音の大きさ」ではありません。
楽器というのは同じ強さで弾いたとしても、どの音を弾くかによって鳴る音の大きさが同じ訳ではないですから。
もっと言ってしまうと、例えば弦楽器の場合、同じ高さの音を別の弦でも弾くことが出来ますが、大きさどころか実際の鳴り方まで違うものです。
まあそれを再現するのは難しいかもしれませんし、そこまでの厳密さは「歌モノ」では必要ないでしょう。
ただやはり「ベロシティの設定」をどうするかは重要なことです。これって発音タイミングの問題より遥かに、聴き手側からすると「分かりやすい」ですし、きちんとしないといかにも「知らない人」が作りました、になりやすいと思います。
って書いてて全くベロシティの設定について具体的な内容がないことに今気づきました(汗)。
なので、明日からはこの「ベロシティの設定」についてもう少し具体的に書いていきたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。