作曲・編曲115
今日はあるパターンを使っただけで「パクリ」と呼ばれる曲を取り上げたいと思います。
The Policeの名曲「Every Breath You Take」です。
この曲の最大のポイントはミュートギターのアルペジオですが、このアルペジオのパターンを使っただけで「パクリ」と呼ばれます。
コード進行は関係なく(笑)。
確かにそれだけインパクトのあるadd9のアルペジオであることは間違いないでしょう。
でもこのアルペジオのパターンを使っただけで、コード進行は全く違っても(「Every Breath You Take」のあの部分はごく単純な循環コード)、パクリ判定を受ける訳です。
まあでもこれは昨日取り上げた事例と比べて致し方ないような気もします。
やはりこのアルペジオが曲の根幹になっているからです。連続強進行とは意味合いが違います。
もちろんコード進行にすら著作権がない訳ですから、アルペジオのパターンに著作権があるということはありません。
でもやはりこの場合、パクリと言われてもしょうがないんでしょうね。
それ位のインパクトでしょう。あのアルペジオ。
明日は「パクリ」とは何かについて考えてみたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。