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そういえばボーカルトラックに良く使うエフェクトがあることを忘れていました。
なので一旦話が戻ります(笑)。
結構ディレイを使う方、多いですよね。昔は自分も使っていました。もちろんロングディレイでリターンを大きくすると、やまびこかよ、という感じになるので、こういうことをボーカルトラックに掛けることは考え辛いと思います。
やはりボーカルに使うのであればショートディレイが基本になります。リバーブだとどうしても残響音を作りだすというエフェクトの特性上、音像がぼやける傾向が無きにしもあらずですが、ディレイだと音のエッジが立ちやすいので、音像がぼやけにくいです。
ただ、実際には他の音との兼ね合いもあるので、ディレイ単独で使うというより、リバーブ浅く掛け、組み合わせて使うことになります。
確かにそうするとバランスがとれるし、ボーカルが鮮明に聴こえるようになるんですよ。
ただ、エッジが立つが故に、ボーカルの音がキンキンして、何だか気持ち悪くなってきたので、自分自身は使用をやめました。
やはり周囲の音と溶け込ませるにはこのようなエフェクトは「邪魔」になることに気付いたからです。
もちろんこれは音楽のジャンルや、ボーカルとオケの関係性によっても変わってきて、「使った方がいい場合」もあります。
ボーカルを立たせる必要がある場合はかなり有効です。録音環境のせいなんでしょうが、ボーカルがもこもこしている場合って結構あるんですよ。こういう場合には有効なエフェクトだと思います。
ただこのエフェクト、パラメータの設定を間違えるととんでもなく悲惨なことになるので、使う時は自己責任で使ってください。
まあ、他のエフェクトを使って失敗したところで、自分が責任取る訳ではないので、同じと言えば同じですが(笑)。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。