DTM100

昨日は音程修正ソフトの音質の問題をテーマに記事にしましたが、折角なので、この続きについて書きたいと思います。

とは言っても自分、Cubase 以外のDAWを使ったことがないので必然的にVariAudioの話になりますが。

VariAudioでの音程修正はまず波形の解析から始まります。

で、勝手に音を分割して(セグメント分割)、音程を表示させます。

ただ、ここで表示される音程、耳で聴いた音程と違うんですよね。

「表示される音程は正確とは限らない」旨マニュアルにも書いてあるけど。

でセグメント分割に問題があるのかと思って、更にそのセグメントを手作業で分割しても、やはり耳で聴いた音程とは違っている。

表示通りに直すとまずおかしな音になります(笑)。

ここからはやはり自分の耳が頼りなんですよ。

音程修正ソフトを使えばきちんとした音程になる、ということではありません。

実は使う人の技量によって、どうなるかの結果は全く違ってきます。

使えば正確な音程になる、というソフトではないんですよ。音程が修正出来る、それだけのソフトです。

まあ「音程修正ソフト」だから当然の話ですが。

もちろん技術が進歩すれば、もちろんこのギャップは解消されていくでしょう。

ただ現時点ではかなり難しいと思います。

そもそも人間が正確な音程をいい音程と捉えるかと言うとそういう訳ではありません。

でも実際の正確さより、どう聴こえるかの方が重要です。

音楽を聴くのは人間ですからね。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。