時々音楽制作日誌⑧

ってタイトルですが、作るのはこの土日になるので、とりあえず備忘録的にこれからやるべきことを具体的に順番で書いてみます。

まず最初にやることは通しでの「ボーカルトラック」のチェックです。「ボーカルトラック」の修正はその部分だけを聴いて修正しているため、その部分だけを切り取って修正しても上手くいかない場合がままありますから。

なので、全体を通して違和感がないかどうかのチェックが必要になります。

まずはizotopeのRX7でどの程度ノイズが削れるか、何パターンかで試してみて、結果を固定します。

次に極端に大きい音をカットするため、軽くリミッターをかけ、その上で薄めにコンプをかけ、ある程度全体的なバランスを整えます。

その後はオートメションでのボリューム調整を入れます。一連の作業で取り切れないアタックノイズを軽くしたりとか(アタックのところのボリュームを下げる)、聴かせどころは上げたりとか。

まあ自分の歌に「聴かせどころ」があるのかは微妙ですが(汗)。

もちろんリバーブはこの時点では絶対かけません。慣れていない方だといきなりリバありき、的に最初から入れてしまう場合もあるようですが、リバ無しで聴ける状態に仕上げる、というのがまずは基本かと。

余計なエフェクトがかかっていると細部が聴き取りにくくなりますから。

で、ボーカルトラックはもう一つ用意しておきます。MIX時にボーカルの音量をMAXにしても、まだ音量が足りないな、と思った時にこれをやっておくと、このトラックで補うことが出来ますから。まあ邪道的な使い方ではあると思いますが(汗)。

この辺までがボーカルトラックの処理になります。意外とオートメーションでのボリューム書き込みは時間がかかるので、週末はここまででしょうか。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。