古い音・古くない音①

ミュージシャン特集は宇多田ヒカルさんの連載が長期化したので、今日からは違った話について書いていきたいと思います。

さすがちょっと疲れました。

でもこの記事、全く意味不明なタイトルですね。このタイトル見ても誰も意味が分からないでしょう。

まあ何というか、古い音楽でも古さを感じさせないものもあれば、それほど古くない音楽でも、ああ、あの頃の音だよね、的なことってあるじゃないですか。

まずジャンルで言っても「クラシック」が古い、という方は少ないと思います。

最近の作品は「クラシック」とは呼ばれず「現代音楽」と呼ばれることがほとんどですし(実際にはクラシックの一つの形態と言った方がいいのでしょうが)、一般的に「クラシック」は昔の音楽と思われていると言っていいでしょう。

ただクラシックのことを古臭い音だということを言う人はあまりいないでしょう。単なる権威主義的な見方という点もあるかもしれませんが、それだけでもないと思います。

音楽教育でその音に慣らされている、というのも一つの理由でしょうし、そこで使用されている楽器が今でも普通に使われている楽器が多いというのも理由でしょう。そして既に奏法が定着している楽器というのも大きいでしょう。

まあ中にはピアノの弦に色々なものを挟んで弾く方(というよりはそういうピアノを使って曲を作る方)もいらっしゃいますが、極めて例外的な例です。

でもそれより遥かに新しい昔の歌謡曲を聴くと古いと感じます。使っている楽器が一緒であったとしても。

そこで今日からは人は音楽を聴いた時、何に対して古いと感じるのか、古くないと感じるのかについて考えてみたいと思います。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。