古い音・古くない音⑯

何だかこの記事も飽きてきたので今日で最後にしたいと思います。

というか、これ以上書くと曲の話になってしまい、音の話にならないような気もするので、まあ言ってみれば「ネタ切れ」とも言えます。

なので最後にまとめて終わりにしたいと思います。

音が古くなるかならないかを大別すると次の2つの要素があります。

①その音が頻繁に使われているか

②その音がオーソドックスな使われ方をしているか

の2つの要素です。

まず①ですが、頻繁に使われている音=頻繁に聴かれる音、ということになるため、耳に馴染んでいるが故に古い音になりにくい、ということになります。

ただそういった音であっても、耳に馴染まない使われ方をすると、単に変な音に聴こえる場合がほとんどです。

但し、その音が素晴らしい音に聴こえる場合、それは「新しい音」となり、頻繁に使われるようになります。

そういった音を生み出した顕著な例がJimi Hendrixのような存在です。

ただ、そこまで行くことは相当難しくて、「単なるその時代の音」になる場合の方が圧倒的に多いでしょう。

これが例えば、ベースのスラップ奏法でサムとプルをオクターブで使用するようなものなのかと。

ただ、それでもこの行為には意味があると考えています。

それがいいかどうかはやってみなければ分からないじゃないですか。

もっと言うとやってもすぐには分からないでしょう。

ただ、ほとんど外れだったとしても、新しいことをやらなければやはり「変化」は生まれません。

「古い音」になるのはあくまでも結果論でしかありません。

「新しい音」とはそこから生まれるものですから。




ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。