作曲・編曲㉓

今日はちゃんと大サビの話を書こうと思います(笑)。

ただ、この部分は基本Bメロに近い要素を持っているので、やはり一概には言えない部分です。

この部分がある、ということは必然的にラスサビもしくは落ちサビがある、ということになります。

何故かというと、それがないとこの部分はエンディングになってしまうからです(笑)。

やはり基本「繋ぎ」の部分なんですよ。

前に間奏が入るパターンもありますが、その場合間奏の制作から入ることはありません。

というのは曲に大サビが入っていたら、曲を改編しない限りこの部分は使わざるを得ないからです。間奏は編曲者が入れるものですから、順番的に大サビが優先されるんですよ。

もちろんそうは言っても、間奏のアレンジによって規定される面は当然あります。

ただ、ここで忘れてはならないのは、ここはラスサビなり落ちサビへ繋ぐ、というのが目的である部分だということです。そうは言ってもここで上手く繋がらず、間奏を更に入れる場合もありますが、基本最小限にしないと意味がなくなります。

大サビは間奏のためにある訳ではありません(笑)。

そう考えると、この後に何が来るかによって、アレンジは全く変わってくるんですよ。

ラスサビの前であれば、ラスサビを盛り上げるために必然的にある程度絞る部分になってきます。

そうしないと、ラスサビの効果が落ちますから。

反対に落ちサビの前になる場合はここでパート数や音数、音圧を高める部分になります。

そうしないと、落ちサビで落ちなくなりますから。

基本的にはBメロと一緒で、前後の部分に左右される要素が強い部分なので、定石的な考えはないと考えて良いのだろう、と考えています。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。