ミュージシャン②鬼束ちひろ~20

で今日は「夏の罪」がカップリングだった「good bye my love」について書きたいと思います。

昨日も書きましたが、正直「good bye my love」聴くためではなく、カップリングの「夏の罪」目当てで当たった曲です。

でも折角買ったので、そりゃ聴きますよね(笑)。

正直驚きました。

こんな拾い物をするとは…。

これアレンジャーがコード進行リハモしたんじゃないか、という感じです。

こんなに使用しているコードの多い作品はこれまで無かったと思います。

ただコード進行の基本的な流れは鬼束ちひろさんのそれなんですよね。

で、コード進行以上にこれまでない曲調なんですよね。

コード進行自体は「夏の罪」の方が「らしくない」のに、曲自体は「good bye my love」の方が「らしくない」。

別れの歌なのに、なんとも言えない清々しさがあって、尚更その想いの強さを引き出している印象です。

「Sign」のように「ピュア」な曲はあったけれど、こういう「清々しさ」はこれまで鬼束ちひろさんに感じたことはありませんでした。

これまでの鬼束ちひろさんのイメージであるダークさが全くないのに、やはりこの曲は鬼束ちひろさん。

こんな曲書けるんだったらもっと前から書いていれば良かったのに…。

まあそうしないところが鬼束ちひろさんなんでしょうが(笑)。

ちなみにもう一曲入っている「碧の方舟 (acoustic version) 」もいい曲です。

正直もう一曲入っている「月光」のライブバージョンが霞んで見えます。

買って良かった…。

ちなみにこの曲の入っているアルバムである「シンドローム」は借りることが出来ましたが、やはり特典CDの「夏の罪」のライブバージョン(この特典CD自体がベスト盤のライブ版とでもいうようなCD)目当てでしたが、こちらも、借りて良かったです。

これまでの鬼束ちひろさんと違って、何だか全体的に清々しいイメージなんですよね。

これも必聴盤かもしれません。

もちろん特典のCDもいいです。それ目当てに買った位ですから(笑)。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。