カバー㉑

最近カバーがやたらと流行っている現象については既に書いていますし、それはあまり音楽にとって好ましいことではない、ということをこれまでも書いて来ました。

ただいい面もあると思います。

カバーで始めて知る曲もあるからです(笑)。

JUJUさんのアルバムで聴くまでBONNIE PINK(さんを付けようか迷いました(笑)。一応マイルールで日本人の場合さん付け、外国人の場合略称なし、ということにしているのですが、何かこの方の場合微妙なお名前なので)の「Last Kiss」、知らなかったんですよ。

「A Perfect Sky」はさすがに知っていたし、この曲以前からミュージシャンとしては知ってましたが、この曲は知りませんでした。

多分「A Perfect Sky」でBONNIE PINKさん(やはりさん付けにしました(笑))、を知った方も多いと思うんですよね。

確かにいい曲だし、でもそこから遡って聴くほどではないと思ったんですよね。

でもJUJUさんのカバーを聴いて、あ、これ凄くいいな、と思いました。さすがに他の曲は全部知ってましたが、この曲だけは知りませんでした。

で、多分オリジナルを聴くことも無かったと思います。

まず、曲自体がいいですね。程よくスパイスの効いたコード進行と、特にサビ前の英語の部分の部分の切り替わり感がいい感じです。

比較的JUJUさんと声質にはやや似たところがあるのですが、「A Perfect Sky」の印象と違って、エッジがはっきりしていないところが、独特の雰囲気になっていいんですよね。

というより、いい意味で「ぶっきらぼう」に歌っているんですよね。

多分オリジナルとカバーの一番の違いはそこにあると考えています。

このことは実はオリジナルとカバーの違い一般に通じる話なので、明日改めて記事にしたいと思います。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。