新年の抱負③
今日で三が日も終わりなので、もう一つやりたいことを書きたいと思います。
「自分以外のミュージシャンのプロデュース」です。
やはり自分の曲ばかりやっていると、客観的に音楽を聴けないように感じています(というか元々客観的に音楽を聴く」ということはありえないようにも思えますが、あくまでも、自分の曲を「相対化」する、といった意味合いです)
やはりバランスを取る、といった意味からも「プロデュース活動」は続けていきたいですね。
そうは言っても、自分で作品を作る方のプロデュースがいいんですよね。
単にシンガーであったりとか、プレイヤーのプロデュースをするつもりはありません。
例えばシンガーのプロデュースだと完全に一からのスタートになる上、手間がかかる割に、「学べる部分」が少ないですから。
やはりシンガーソングライターのプロデュースの方が面白いし、自分自身が学べる部分が多いように感じています。
自分自身が音楽活動を進めるにあたり、「他の方の作品を聴くこと」はやはり重要な要素です。
自分一人の世界に閉じこもってしまうと、どうしても「停滞」すると考えています。どうしても「自分の癖」が」出てパターン化しやすくなります。
だからこそ「外部」からの刺激が必要なんだと思います。自分一人では「既に自分の中にあるもの」しか出てきませんから。
だからほとんど見るところが無くて、ほとんど飛ばしながらであっても、音楽番組は結構見るんですよ。
必ず初見のミュージシャンの作品は聴くようにします。イントロで、あ、これだめだ、となり、後は早送りする方も多いですが(笑)。
イントロでどういう曲か想像が付く曲ってあるんですよね(笑)。
まあ良くてもサビの途中の大半で「早送り」が大多数ですが...。
ただ去年辺りから割と面白い方も増え始めましたよね。まあ今の段階で良し悪しを判断するのはまだ「早い」と思います。
やはりある程度コンスタントに作品を生み出してこそ、そこそこのミュージシャンなんだと感じています。
ただ、やはりただ「聴く」よりも、シンガーソングライターのプロデュースって勉強になることが多いんですよ。
え、このコードにこのメロなの?、とか色々な発見が多いんですよね。
で現場にいるので、当たり前ですが曲の構造も分かる上に、その意図も聴けば分かりますから。
やはりシンガーソングライターのプロデュースをするのであれば、作品の中に身を置く必要もあり、その一方で外側に出て行って俯瞰したりする、ということが必要になります。
言い換えれば「主観的」な視点と「客観的」な視点が必要だということです。
ある程度作品の中に入っていかないと、「その作品が伝えたいもの」は見つからないし、かと言って、外側から他人事のように見ないと、その作品の立ち位置が分からなくなり、他の方に「その作品が伝えたいもの」を伝えることは出来ないでしょう。
もちろん自分自身の作品においても、その視点がないまま作品を制作したところで、やはり他の方には伝わらないでしょうが、正直ミュージシャンって孤独なもので、なかなか自分に対して厳しいことを言ってくれる方って少ないんですよ。
作品以外のところで色々なことを言う方はいても(笑)。
妬み、やっかみが多い世界ですから、作品について語ってくれる方は少ないのに、作品自体とは無縁な批判をする人は多いんですよね。
そういう意味だと、他の方の作品に入っていける「プロデュース」という行為は意義のあるものだと考えています。
当然なれ合いではやりませんから、お互い言いたいことを言いますし、その中で色々な発見があるんですよ。
自分一人では体験出来ない経験ですので、機会があれば、未経験であっても、チャレンジする価値があると思います。
なので、今年も「プロデュース」も続けていきたいと考えています。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。