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たんか

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忘れないように、忘れてもいいように
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#日常

短歌(食べものと罪)

午後ティーを午前に飲んで一本満足バーを二本食べていました パフェは完成したときこそ完全で…

まいたけ
3年前
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短歌(場所)

まいたけ
3年前
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短歌(東京に行く!)

そがんこと心配せんでもだいじょぶやけん、おれ結構都会人ばい 「ぴってすっと?ぴってすっと…

まいたけ
3年前
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短歌(はぶらし)

まいたけ
3年前
9

短歌(海)

ここまではコンクリートであっここから落ちたら死ぬってとこからが海 はしっこが宇宙に落ちる…

まいたけ
3年前
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短歌(ひなまつり)

ひなまつりだからというわけではないがシングルベッドに正座してみる 五人囃子も三人官女も右…

まいたけ
3年前
7

短歌(朝と夜)

カーテンを全開にして二度眠る 寝ながらにして目覚めよカラダ 喪に服し精進料理で悼む夜 ランチビュッフェは良いヤツだった 天井を流れる時間は明日になる 布団の中は日曜のまま

短歌(キッチン)

水槽に入れたお皿に群がってドクターディッシュのうろこが光る ウィンナーで味を微調整するこ…

まいたけ
3年前
5

短歌(好き)

好きならば諦めず行けその先に納豆チーズオムレツはある 嘘のない誠実な音痴だと褒めてもらっ…

まいたけ
3年前
9

短歌(夜)

夜の闇に消えたいけれど不慮の死はいやで蛍光タスキをかける 深夜2時シロップしみしみパンケ…

まいたけ
3年前
6

短歌(祈る)

せんぷうきせんぷうきだれも好きじゃないからどの人にも風送る夜 消えかけの好意を恋にかえた…

まいたけ
3年前
3

短歌(ひとみしり)

老若男女犬猫赤子のへだてなく敬意を払いひとみしりする 見られてるから見れないが見られずに…

まいたけ
3年前
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短歌(引越し ほか)

お供えのお菓子の量で思い出す ばあばの食欲じいじの三倍 天井に引っ越そうかな ここよりも…

まいたけ
4年前
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短歌(波乱)

この恋がすれ違うのは脚本をラブコメ作家が書いてるせいだ 人々の幸せ祈ってつくられた波乱がひとつも起きない映画 なぜこうも困難ばかり続くのかつらくてそっとページを閉じる