劇パト1と2を見た(21/09/10)

今日あったこと

・急に暑さが戻ってきてキレそう。
・食事飽き対策で豚タンなるものを買ってきて焼いて食うなどした。中々。

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・先日書いた通りdアニメストアに入ったのでプライムにないアニメ見るモチベーションが高い。
・ということで「機動警察パトレイバー the Movie」と「2」を見た。どちらも評判を聞いて単発で見たことがあったものの、世界観やキャラを知らずに見ていた状態。それでも十二分に面白くはあったものの。

先日漫画版を読んだので、今回はキャラや世界観をしっかり理解できている状態。キャラの描写や発生する事件やその背景についてしっかりと理解できて非常に楽しめたし、「2」に関してはこれアリなのか!? と思うぐらいにキャラが変わっていてびっくりした。
・「2」は世評、特にミリタリー系の趣味者からの評価が非常に高い作品である一方、シリーズファンからの反応には一部苦いものがある印象でしたが、あの感情が今回完全に理解できた。
・共同制作かつ媒体ごとの独立性の高いスタイルの作品とは言え、ここまで政治性強いストーリーで、かつキャラについても大きく変化させたようなものをやってしまうのか……という。良くも悪くもまさに押井守スタイルということなんでしょうね。

・「1」は派手なアクション! 大規模なバトル! 各キャラの特技大活躍! ヒロイックな悪役!(零式、漫画でも映画でも扱いが不憫でかわいそう)とまさに正統派劇場版という趣。
・松井刑事が刑事ドラマをじっくりやって再開発地区を見て回る下りは異彩を放っている一方めちゃくちゃ面白くて、今見ると(おそらく当時より強まった)ノスタルジーと先見性が混ざり合う素晴らしいシーンになっていた。

・「2」は……やはりすさまじい名作ですが、先に書いた通り「パトレイバー」でこの内容やってるんだな……という驚きというか畏怖が強まってしまった。この名前でやる意味あるか、とまでは言わないものの、本当に異様なことをやっているんだなと……
・それはそれとしてやはり幻のワイバーン迎撃シーンなどは死ぬほどワクワクしてしまう。悪いオタクなので。

・しかしどちらの映画でも漫画版で感じた「先見性と古さの混合」的な要素は感じられ、これだけ変わっていてもやはり同じ作品なんだなあとも。
・世間から自衛隊への目が制作当時と一番変わったところかもしれないのかもなあと思った。組織として抱えている問題などは良くも悪くも「2」当時と変わっていないように思えるものの、目線についてはやはり震災を機に変わったよなと。
・最もそういう世間のスタンスみたいなものに影響を受けるタイプの人とも思えないので、世間の目が変わった今であっても同じスタイルの作品を作れ得るんだろうなあ、とは勝手に思ってしまうところですが。

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