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高級寿司ランチと470円モーニングセット

 こんにちは〜😊青野です。

 去年、生まれて初めて、1人前6千円の高級寿司ランチをいただきました。

 上の子(社会人)が、自分の誕生日プレゼントに、産んだ母の労をねぎらう目的と、格式高い高級寿司屋に1人では、行けないので、付いてきて欲しい。とのことでした。

 もう、凄くドキドキしながら、2人で着物を着て、でも道中ゼイゼイしながら、店に入ると、そこは、もう異空間です。

 私たち以外の客は、自営業者社長と右腕の社員とおぼしき2人と中年夫婦がいるのみ。
カウンターには、大将1人。
大将の一人舞台といった感じで、彼の芸術品を味わってきました。一つ一つの握りが、細かく計算されていて、一つ一つ産地や調理方など簡単に説明されます。

 緊張して、味がわからなくなるかとおもいましたが、めちゃめちゃ美味しかったです。

 お寿司も美味しかったのですが、何よりも、ハイクラスの次元を見せて頂きとても勉強になりました。石造りの店舗、絵画、丁度品、箸置き一つ、大将のこだわりとセンスが、緊張感を持ってもてなしの空間を作っているのです。

 この子が産まれたとき、夫婦の間に小さな寝息が聞こえて、本当に不思議に思ったものでした。自分とは違う、夫とも違う、小さな小さな生命体。

 あの頃には、あの小さな赤ちゃんが社会人になって、こんな高級寿司に連れて行ってもらうことなんて、想像も出来ませんでした。

 飽きっぽい私が、唯一自慢出来ることと言えば、子育てです。お互い健康で生きていることが、何より幸せなことですよね。

 それから、しばらくして、2人で、旅行に行ったときのことです。

 東京目黒区の喫茶店で、サンドイッチとコーヒーのモーニングセットがなんと、470円でした。たしか、朝7時からオープンしていて、カウンターには、若い女性が確認できるだけで3人いました。

 安すぎませんか?
しかも、どうせパンもパッサパサでいまいちなのかな~?と思ったら、美味しいのです。

 本当に470円って、おかしくないですかね?東京目黒区ですよ。家賃だって高い訳だし、女の子たちの給料、ちゃんと支払われているのか?と心配になりました。

 戦後の屋台で不衛生でも、たこ焼きやおでんを安く作ってきた時代が、あったとおもいますが、今はちゃんとした店舗で、公衆衛生を保ち、食品が作られているのだから、安過ぎてはいけないと思うのです。

 寿司も江戸時代はお手軽な立ち食いスタイルだった。みたいな話を聞きますが、屋台から店を持ち、高級化していくのが時代の流れのようなきがします。そのうち、回転寿司もなくなっていくのかな?と個人的に思います。(国内客はカウンター、小上がり形式に戻っていくとか)

 うちの近所の喫茶店でも、コーヒー一杯580円はします。コーヒー一杯よりモーニングセットが安いって、どうゆこと?

 私が心配しすぎてるのかしら?
若い人たちに、ちゃんと生活出来るように、給料をあげて下さい。もう少し値上げしてもいいと思います。

 経団連の偉い人が、給料を上げると言ったとニュースになっていました。もうダムの水を貯めないで、働く人に流してあげて下さいと言いたい。

若い人の給料が少ない→恋人作らない→結婚しない→子ども作らない→消費する人がいない→不景気のスパイラルです。

 中年以降の人間は、差し迫ったイベントがもうありません。高級なお肉もそんなに食べることが出来ません。消費そのものが、難しいのです。

 でも、孫が出来たら。めちゃめちゃ張り切って、お金を出します。出産祝いにお洋服、七五三に記念写真、小学校に入ったら、ランドセルなどなど、孫のためなら、財布の紐が緩むことでしょう。

 政治家ばかりが、槍玉に上がりますが、経営者の人たち、もう少し、若い労働者に給料をあげて欲しいですね。

 お金がいっぱいあっても、熊と猪と鹿ばかりの野生の王国になってしまって、いいのでしょうか?

 それでは、また〜😊

 

 

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