褒められる勇気
こんにちは~。青野です。
夏なので、街に浴衣姿の若い人たちが、歩いていて嬉しくなります。
みんな可愛い!
ところで、以前の記事で、きものを着るといいこと。の中に、褒められる。
と書いたのですが、半分本当で、半分嘘なんです。
それは、なぜかと言うと、褒められて嬉しいときと嬉しくない時があるんですよね~。
褒められて嬉しくない時。
1,年配(70歳くらい)の他人のおばさまに、「偉いわね。」と言われたとき。
なんか、上から目線に感じるのです。自分が着ないから、あなたは、偉いわね。と言う意味なのか?と思うのですが、どう返答してよいのか困ります。
いっそ、開き直って、「偉いでしょ!」って、言えばいいのかな?
2,エレベターの中で、近所のおじさんに
「着物を着て、どこいくの?」
と言われたとき、ちょっと嫌な気持ちになりました。普段、あっても挨拶もしないのに。まあ、これは褒められてるのとは違うけれど。
3,異常に興奮して、褒めてくる人。
「ひゃ~!青野さん、きもの着れるの!どこ行くの?何しに行くの?」と、知り合いの女性に偶然公園で、会ったのだけれど、質問攻めに会い、ドン引くのです。
ここまで、書いてわかったことは、褒められるのはいいが、詮索されるのが嫌なんだな。と気が付きました。
褒められて嬉しかった時。
初めての体験だったので、ホテルのランチを上の子に誘われて行ったのですが、帰り道、そのホテルの外の廊下で、品のあるおじさんに
「いや~。きもの着て、ええな~。」
って、明るく声かけられたんですよね。その時は、全然不愉快ではなくて。とても気分が良かったのです。自分でこういうのは変ですが、
「あなた達の魅力に完敗ですわ!」
って、全力で、本心で褒められてる。って感じがしました。
家に帰ってから、上の子と、おじさんの褒め力について、話し合ったのですが、おじさんのファッション、品格、コミュニケーションスキルレベルが高いと結論が出ました。
その時の一瞬の言葉で、人の心を明るく楽しくするって凄いな~って実感しました。翻って、自分がどれだけ他人に喜んでもらえる誉め言葉を言えるかというと、なかなか言えませんよね~。
やっぱり、心にもないことを無理に言うより、心からいいな。と思ったことを言ったほうがいいですね。それには、日頃から、他人のいいところを見つける練習をしておいたほうがいいのかも。と思ったり。
もともとの私は、山大好き登山部で、女性らしい服装で、褒められたいと思ったことがないのです。なんなら、99パーセント男たちの中で、私も男になったかもという、訳のわからない楽しい錯覚に陥っており、山や岩や沢を登っていました。なので、ぶちゃっけて言うと、きものを着て褒められるということに、まだまだ慣れていません。
私が、誰かを褒める時には、その誰かに喜んで欲しいと思って、褒めたりするわけですが、拒絶されると、
(なんだよ~。)
と思うわけです。プレゼントをあげたのに、断られて突っ返された気分なのですね。
なので、これから着物を着て褒められたときは、
「ありがとうございます!」とほほ笑んでみようと思います。
きもの初心者は、褒められる勇気をもって下さい。
きものを着た私って、かわいいでしょ~。素敵でしょ~。ぐらいの自信を持っていいと思います。もう、あきらめて褒められましょう。
今までの私みたいに、声かけられたら嫌だな~。とネガティブな気持ちでいて着ることを楽しめなくなるよりは、もっと前向きに考えて、きものライフを楽しんでほしいな~。と思います。
あなたは、素敵!
あなたは、かわいい💞
褒められる勇気を持って、前に進め。
それではまた~。 😊
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