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英語TIPS:tyranny暴政とtycoon大君は関係なし

tyrannyとtycoon、スペルも意味も似てると思ったのですが、語源は関係ないようです。
関係ないのでわざわざ書かなくてもよいのですが(笑)、気になったもので。似てるといってもtyだけですね、よく見たら。

「測りすぎ」という本を読みまして、翻訳物で表紙に原題の「The Tyranny of Metrics」と書かれておりました。
(本はそこそこ面白かったですが、簡単な感想は読書メーターhttps://bookmeter.com/books/14866658 に書きました)

Tyrannyってなんだっけ?名前?とさっぱり想像がつかず、調べたらtyrannyは専制政治,暴政。

(本のタイトルとしては「計測の横暴さ」的な感じ。内容的にも、測りすぎが問題な訳ではなく、測ることに頼りすぎ、信じすぎなのが問題なので、「計測の横暴さ」という直訳の方が内容的に合うと思いますが、「測りすぎ」の方が売れるのでしょう)

で、そういえば大君、タイクーンて英語にあったよな、同根の言葉かしらと思い、スペルが分からないので「暴君」で調べたら出てきたのはtyrant。これをタイクーンと読むのは似てるけど厳しい。Tyrannyとtyrantは同じ系統の単語でしょう。
で「タイクーン」で調べたら、”「実力者」や「大物」、「大君」(日本国大君の略)に由来”というwiki情報が出てきました。

さて、tyranny、tyrantとのつながりはあるのか?とtyrannyをもう一度weblioで見たら古代ギリシア語が由来のようでした。
残念、ギリシャと日本だからつながりはないようです。

ただ、tyranny、tyrantがもともと英語にあって、日本語のtycoonに出会ったとき、頭tyが一緒だからなんとなく同じ系統として馴染んで英語に取り入れられたんじゃないでしょうか。根拠ありませんけど。
そんなことを思いました。

Blue Baobab Africa ブルー バオバブ アフリカ。 東京タワーの麓でアフリカとメンタルヘルスと色々のごちゃ混ぜをやっているカフェですがゴーイングコンサーンに疑念しかないので サポート頂けると嬉しいです。