フィンランド滞在記⑲
⑲ヘルシンキからオウルへ(MyTimeの始まり)
ヘルシンキでのパーティー翌日。
ホステルでゆっくり朝食をとって、チェックアウト。
トラムで中央駅前に到着。
BURGER KINGでお昼をテイクアウトして、VRに乗り込みます。
(注)駅構内のBURGER KINGで物乞いにあいました。
長い英文の紙を見せてきて「恵んでくれ」とジェスチャー。
きっぱり断りました。
この駅周辺では「帰りの電車賃ないの。
1ユーロ頂戴」とかもいます。
ヘルシンキからオウルまでは約6時間。
長い移動なので、ゆったり過ごします。
食堂車では軽食を食べたり、テイクアウトが出来ます。
途中、珈琲を飲みました。
ぼんやり景色を見ながら、もの思いに耽ります。
この1ヶ月で必ず行きたかった街がオウルでした。
なぜだか分からないけどずっと気になっていました。
一度も行ったことない街なのに。。
そして、このオウルから旅の中身が変わります。
人と会う予定は一切なし。
一つの街にできるだけ長く滞在する。
オウルの宿はAirbnbで予約済み。
1週間、同じ部屋に住みます。
それ以外はノープラン。
ただただ、フィンランド、オウルを感じるための滞在。
フィンランドという国と、そして自分の心だけを見つめる旅を求める段階に来ていました。
午後6時過ぎ、オウルの駅に到着。
Airbnbのホストが車で迎えに来てくれていました。
クリスチャンという男性。
大柄ですごく気配りをしてくれる人でした。
車で走ること数十分。
ホストの家があるのはオウル大学のすぐそば。
アパートの一室でした。
アパートと言っても広くて部屋が3つ。
その他にダイニング、キッチン、バスルーム、そして…サウナ。
サウナのあるAirbnbは初めて。ラッキーです。
1Fには共同の洗濯機やドライルームもあり、
自転車も借りれるとのこと。
早速部屋に荷物を置いて散策。
最寄りのマーケットへ向かい、夕食を調達します。
閑静で美しい住宅街。自転車道も綺麗に整備されていて、
幼稚園もありました。
白樺の木がそこかしこにあり、森の中の住宅街という感じ。
歩いているだけで森林浴をしているようでした。
マーケットで食材を購入して日暮れ前に戻ります。
キッチンで飲み物を淹れて、ゆっくり。
クリスチャンは自室で荷造りをしています。
実は明日から1週間イギリスに出張とのこと。
それでAirbnbを提供してくれたのです。
次の日から自分一人でこの部屋で生活していきます。
それが僕が望んでいた旅の姿だったと、
改めて気づく1週間になるのです。。
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