見出し画像

フィンランド滞在記㉒

㉒オウルでの1週間(4日目)

4日目。
この日はTourist Informationのスタッフさんが教えてくれた、
ハイキングコースへ行くことにしました。
バスではなく、クリスチャンから借りた自転車で移動します。

画像1


初めて乗った時は苦労しました。。
この自転車、ハンドブレーキがなかったんです。
どうやって止まるかというと、ペダルを逆向きに漕ぎます。
飛ばしている時にやるとホントに急ブレーキ。「ガクン!」と来ます。
細かく刻んで、スローダウンするコツを掴むのに時間がかかりました。

家の周辺を周りながらスタート。
さすがオウル大学のそば。北に湖があり、研究用の植物園もありました。

画像2

画像3

舗装されていないけど、砂利で綺麗に整備された道。
どこまでも続く青い空、白い雲。

道中、多くの自転車とすれ違いました。
自転車で移動するのが当たり前の世界。
1時間ほどして、ハイキングコースの入口付近に到着。
「ホントにここ?」と思うような森の茂みへの細い入り口。
入っていきます。。

途中、いくつかの分かれ道が。
ゴールは岬の先端なので、方角だけ確認しながら森を走りました。
途中、ぬかるんでいるところは自転車を降りて。
30分ほどして、森が深くなってきました。
日もあまり差さない。少し暗い。

…迷いました。マズい。。

スマホのコンパスで方角確認。
戻るか、進むか。
行き止まりはなかったので、方角をこまめに確認しながら進みます。
人が一人通れるかどうかという木々の間も進みました。

しばらく進むと明るい空が見えてきて、着きました、岬の先端に。

画像4

開けた場所。雨宿りできる東屋も見えます。
「こんな森の奥、普通、誰も来ないだろう…」って思って行ったら、いました、フィンランド人の先客が。

女性二人が焚き火をしながらお茶しててて、目が合ったら
「Moi!(やあ、こんにちは!)」と…。
か、軽いな…。
こちらも「Moi!」とご挨拶。

画像6

彼女らのプライベートを尊重して、僕は離れた東屋でもぐもぐタイム。
寛いでいたら、次のお客さんが。
今度はスポーツタイプの自転車に乗ったアスリートっぽい男性。
い、意外に来るのね…。
彼は数分のインターバルの後、森へ戻っていきました。。

休憩終わり、僕も出発。
今度は行きとは違う道を発見。

画像5

きちんと板が敷いてあって、こちらが正しい道なのを実感。
道中、何人ものフィンランド人とすれ違いました。
それがおじいさんやおばあさん。
「フィンランド人はよく森へ行く」とは聞いていましたが、本当ですね。
日暮れが近づいていましたが、道に慣れているのでしょう。。

帰りはあっさり森を脱出。
トータル5時間近くかかりました。
GoogleMapさんによると1時間くらいらしいのですが…(苦笑)

帰りはあのタイ料理屋さんで夕食。
最初行った時は英語でしたが、もうフィンランド語のやり取りになっています。(僕はカタコトですが)

画像7


今回はヌードルではなく、ライスメニューを注文。
パネルのメニューを指差して、
「Riisi(お米)」って言ったら通じました。
辛さとか、魚醤のドレッシング使っていいか、とか聞いてくれました。
いいお店です。。
テイクアウトのお客さんもひっきりなしに来ていました。
GoogleMapで評価高いのも納得です。

日没ギリギリに家に到着。
足はパンパン。でも全身で心地よい疲労。
たっぷりサウナに入って眠りました。。。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?