35歳の小学生
理不尽な現象とは何か?
それは、幼稚園生活のある日、いつも一緒に遊んでいたはずの友人が「髪を結んでる子だけ、今から一緒に砂場で遊ぼー!」と言ったことに始まります。
当時、私はショートだけど、昔のアニメ「じゃりン子チエ」よろしく(いや古いな!)、ちょこっとだけ前髪を結んでいました。
だから「はいはーい」って一緒に行こうとしたら「さと吉のは結んでるのに入らないからダメー!」って言われたんですよね。
「ああ、そう・・・」と、他の女の子たちが砂場でキャッキャ遊ぶのを遠目に見ながら、ひとり鉄棒で前回りをしていました。
「なんかしたかなあ?なんも思いつかないなあ・・・まあ、いっか」とクルクルクルクル・・・。
不思議と泣きもせず、淡白な感情であったことを覚えています。私は悪くないから別にいいや、と。
そこから「人は裏切るもの」という信念が強く刻まれることになりました。
今思えば、これが今の「広く浅く」の人間関係を構築するようになった大きなきっかけとなったようです。
「親友」と「仲の良い友達」の違いは今でもわかりません。そもそも「親友」という概念が自分にないのです。
幼稚園生でこれですから、小学5年生の時には、雑誌に載っていた「精神年齢テスト」で35歳とはじき出され、随分と心の老けたお子様が出来上がりました。
その頃のお話はまたおいおい・・・。
次回、「猫ふんじゃったとダイスケ君」
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次は、いつも隣にいたはずなのに、記憶にない友人のお話です。
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