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ぶらり北陸の旅2022

春秋恒例の北陸詣り。石川県の親戚を訪ねてぶらり旅でございます。昨年は強風による通行止めで走れなかった「千里浜なぎさドライブウェイ」を目指し早朝に家を出ました。東海北陸道小矢部東インターから国道471号を、途中山の中を走って今浜口へ。到着したのは8時30分頃。海岸は拍子抜けするほど空いていて、海に向けて車を停め釣りをしている人と記念撮影をしているカップルがちらほら。そして網を引き揚げる漁協?の人たちと軽トラック。砂は固く締まっており、4WDでなくても問題なく走行できます。

千里浜なぎさドライブウェイ
砂浜に立ちそのまま車に乗ると
OMG!
足元は砂だらけに…
武田久美子(冗談w)

千里浜インターまで海岸を少しばかり(の距離を)走って道の駅「のと千里浜」で時間調整。この機会に昼食に訪れたい場所が「かほく市」にあるのだ。 

オレ

道の駅の施設の足湯近くに「砂像」の展示がされていた。コロナ退治の具沙門天だそうですよ。高さ3メートル、幅と奥行きが各6メートルと、結構な大きなで迫力もありました。

ランチ

道の駅の売店で地酒を買い求めた後、国道159号でかほく市方面へ。お目当ては「とり野菜さぶろべい高松本店」のとり野菜。若とり白菜鍋+とりかわセットをご飯中盛でオーダー。昔は金沢市近郊にも、とり野菜鍋の店が幾つもあって出張時に食べた記憶がある。金沢に来る度に「あの味」を求めていたのでした。自分の頭の中で岐阜の「鶏ちゃん」とごちゃまぜになっていたのか、料理は記憶とは少し違ったけどとてもおいしく頂きました。またお邪魔します。

北陸二日目。前夜は親戚家族と回転寿司で盛り上がり、飲み過ぎたわけではないのですが(食べ過ぎたことは認める)朝4時前に目が覚めた。ホテルのブッフェ式朝食は必要以上にしっかり食べられたんですが、やや寝不足の状態で帰路に就くことに。金沢市南部を走る県道22号はまるで高速道路。清涼飲料を配達する赤い車がえらいスピードで走り去っていく。他の車もみな速くおっかない。医王山の麓を迂回して南砺市へ。福光、城端と街中を走って国道304号で山岳地へ。五箇山トンネルの先、梨谷トンネルを抜けたところで左側に人形山展望台。トイレと農産物販売所があるがいずれも閉鎖中(多目的トイレのみ使用できた)。冬を迎え水が凍るなど季節的な要因でしょう。

境川ダム(下流)

自動販売機で暖かい缶コーヒーを調達し走行再開。所要があり家路を急がなければならないのですが道路右側の大きな看板に惹かれ「桂湖」へ道草。が、庄川に架かる橋を渡ってすぐのゲートの手前に「11月15日以降は冬期通行止め」の案内板。ギリギリセーフ。照明のない長いトンネル(道幅は十分にあり離合は問題なくできる)を越えて急坂を登って行く。間もなく境川ダムの駐車場に到着しました。

開津橋と桂湖
県境

ダム(天端)へは歩いて行くことが出来た。そのダム天端(てんば)の真ん中辺りに富山県と岐阜県の県境が!

ご参考までに境川ダムは、「山間部の境川及び庄川の洪水被害の防除と、射水平野の農業用水必要量の増大及び高岡市等の上水、工業用水の需要増大に対処するため、洪水調節、特定かんがい、水道用水、工業用水、発電及び消流雪用水の確保を目的とする多目的ダムで、境川総合開発事業の一環として建設されたものです。」富山県/境川ダムの概要より

貯水池側から堤体を見る

ビジターハウスやオートキャンプ場を眺めながら、桂湖の外周道路を最奥部まで走る。行き着いた場所は「桂湖橋」であり、「大笠山」の登山口でもありました。

「桂橋」。渡りきったところで通行禁止
枯れてます

ダム方面、左に見えるのはビジターセンター。桂湖はかなり干上がっています。

境川というか峡谷

谷の左側は岐阜県、右側は富山県。
川が潤いを取り戻すのは雪解けの春かな。

大笠山の登山口

車の右側にある木箱ポストに「登山ノート」がありました。登山届も兼ねているのでしょう。前日に一組が登られたようですが、前述のように11月15日以降境川ダムへは車両では入れなくなります。

帰路に戻ります。白川郷を過ぎて荘川桜の御母衣ダム辺りからポツポツ雨が降り始めました。天気予報通りで想定はしていましたが、冷たい雨に秋の深まりを感じました。

旅行日:2022年11月12日~13日

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