カーボンニュートラル対策
構成アイテムのCO2排出量を管理できます。優先的に削減すべき対象を特定し、削減効果を測定、報告することで環境保全への取り組みをアピールできます。顧客に販売/設置した稼働中の機器から排出されるCO2の総量および商品ごとの傾向を把握し、バージョンアップやリプレースによる削減効果を予測できます。
地球温暖化を防止するため、脱炭素社会への取り組みが世界的に加速していおり、日本においてもこれまで、地球温暖化対策の推進に関する法律(地球温暖化対策推進法)に基づき、自社の温室効果ガス排出量を算定し、報告するよう求めてきました。
しかし、カーボンニュートラル・脱炭素社会を実現するためには、これまで求めていた自社内の直接的な排出量(scope1,2)だけでなく、自社外の間接的な排出量(scope3)まで拡大する流れが近年加速しており、企業のサプライチェーン全体の排出量(サプライチェーン排出量)の算出・報告が求められるようになってきました。
scope3は、サプライチェーンの上流と下流に分類されており、その中でもさらに15のカテゴリに分類されています。
Blue Sheepでは、この中でも特にボリュームゾーンの1つであるScope3のカテゴリー11(販売した製品の使用)および12(販売した製品の破棄)における排出量について、構成管理データを用いて算出し、レポート化することができます。
こちらの記事では、実際にBlue Sheepでどのように上記の管理ができるのか、ご紹介していきます。
顧客に販売・設置した機器のCO2排出量を管理
Blue Sheepでは、カテゴリー11(販売した製品の使用)および12(販売した製品の破棄)における排出量の算出に必要なデータを構成アイテムと紐づけて管理することができます。
CO2排出量のサマリレポート
Blue Sheepでは、構成管理データと紐づけて管理されている上記の項目をもとに、カテゴリー11(販売した製品の使用)および12(販売した製品の破棄)の排出量のサマリを以下のようなレポートで出力することができます。
こちらのレポートをもとに優先的に削減すべき製品を特定し、削減効果を測定、報告することで、企業は環境保全への取り組みをアピールできます。
また、顧客に販売/設置した稼働中の機器から排出されるCO2の総量および製品ごとの傾向を把握できるため、バージョンアップやリプレースによる削減効果も予測することができます。
以上、Blue Sheepでのカーボンニュートラル対策の実現方法について、ご紹介しました。より詳細を知りたい方は、下記よりお問い合わせください。
☆Blue Sheep AppExchangeサイト(デモ視聴もこちらから!)