青川
そこら辺の女が、つらつら気ままに書いている言葉の羅列。 特に意味は、無い。 散文・駄文・自己満文。
酒場。 想いに耽る? お酒に酔いしれる? 恋をしちゃう? 不思議な人と出会っちゃう? 酒場を舞台にした小説です。
今や昔に撮った写真たち。
出会いは20年前の13歳。 私の人間形成に、多大なる影響を与えたエスニックなお店、【元祖仲屋むげん堂】との思い出話。1話~4話(完結済)
1986年7月生まれ・A型・女。 好きな食べ物は、ハム&チーズ。 お酒好き。飲むし呑まれる。 最近の趣味は、ヨガ(ナマステ大切) 好きな異性の雰囲気は、松田龍平氏。 愛猫は天国に2匹、隣に2匹。 のんびり学び、ふんわり卒業した後は、設計事務所に務めたり、バーテンダーやったり、ハウスメーカー務めたり。 現在、実家へ戻り人生の夏休み中。お金に余裕は無い。 ※追記 都内の設計業勤務(2019.09.02~) ◇◇◇ ◇◇◇ Photo:blue river
センチに気取ってどうする。 手から離したのは、それだけだったか? 酒と共に吐いたのは それだけだったか? 煙草の煙と共に 身体に染み込ませたのは それだけだったか? 目に焼き付けたあの時は それだけだったか? 耳に鳴り響いたものは それだけだったか? たかがの人生 それでも気高いロックンロール
ほんのり漂う酒の匂いが、温い夜風と共に父の匂いと混じり、鼻を掠め、二人を覆う真っ黒な空が、握った手の温度をあきらかにし、今でもまだ、帰り道を共に歩いているまま。 その店は、消防署の真ん前で、小学校の通学路でもある道沿いの長屋の一番端にあった。父と歳が近い五十代半ばの大将が営む焼き鳥屋。平仮名の店名が書かれた濃紺の暖簾が、長屋の装いと相成って、昭和風情を強くする。入り口右横の窓の奥は焼き場になっていて、夕暮れ時は開けた窓からいい匂いがする。カウンターと小上がりの席の奥は、
春、を感じられたとしたらスーツを着た新入社員を電車で数回見かけたくらいだろうか。例年の如く呑気に構えて迎えた梅雨の足元の惨事も、アスファルトからの照り返す刺す様な暑さも、今年はやけに薄く過ぎていって、十一月。 やたらと感触のある脳裏の人影が、起伏のない日々の中でいつの間にか湧いて、頭の片隅にぼぉっと居座って迎えた秋。その人影が、ちらちらとふれてくる。 青い歳こその、こんがらがりながらも配線された無鉄砲な思考回路は、愛だの好きだの、なんとくそれっぽいフリをしながらも、今より
今回は身の上話。 先日、父の命日だった。 亡くなって丁度20年。 私が13歳の時に亡くなった。 小学四年生の頃から、入退院を繰り返していて、大きくて絶対な父がこんなにも弱くなっていく姿を見ることは、子供ながらに、とても嫌だった。 お見舞いへも、そんなに行かなかった。 悔やむかと言われれば、そうでもない。 小学生の頃は、管がたくさん刺さって弱っていく姿を見るのが心細くて怖かったから。 そして、父はそんな風に思われたくないだろうなと思い、父の前で怖くないフリするのが、
先日も、いつものお店へ、夜な夜な向かった。 マスターは、バーテンダー時代の先輩で、飲み手の先輩で、街の先輩で、人生の先輩。 10年接してきて、とても素朴で真っすぐな人だと思う。 最近は、今の私を優しく見守ってくれているように感じてる。 昔話や、私の知らない事の話や、人間とか、男と女とか、酒を飲みながら、ゆるゆる話すのを聞いていると、時間が経つことを忘れる。 絶対に噂話はしない。 居心地がいいなって思う。 決して経営の余裕があるわけでは無いようだが、もし無くなっ
今日は自宅にて飲酒。 あんまりお酒飲んじゃダメだから、家にあるミニボトルのウィスキーのカフェオレ割で、アイスアイリッシュコーヒー的な。 稲村ジェーン聞いて、ドアーズ聞いて、フラカン聞いて、まぁまぁ良い日曜夜。 愛猫は、傍のベッドでまぁまぁ気持ちよさそうに丸まっている。 キャンドルの揺れが、まぁまぁ丁度良い。 まぁまぁふわふわしてきた。 酒場で飲むのもいいけど、家で好きな音楽と飲むのも良いよね。 度が過ぎると、調子乗ってワイン開けるから、そこまでいかない程度にしたいけ
いつも行くBarのマスターから、髑髏のお守りをもらった。 正確には髑髏のネックレス。 もとはマスターが使っていたネックレスなんだって。 髑髏のチャームは、開けることが出来て、中にはナッツくらいは入れられる空間がある。 マスターはピスタチオ入れてたそうな。 そこに、小さな紙に何やらお言葉を書いてくれて、おまじないの紙みたいにクルクル巻いて、入れてくれた。 こういう照れ臭い事を、何なりとやって退けるからね。 こっちが恥ずかしくなったりする。 メンタルが豆腐っていうか、砂