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健康診断

一年に一回の健康診断。
書類が届いて提出する検体の前準備辺りから
憂鬱と緊張が始まる。

んなオーバーな😄と言われそうだが
私に取っては一年に一度の大イベント。

この世で最も怖い乗り物 体重計。
ついでに受ける最も痛い写真撮影 乳がん検診のマンモグラフィ。
なかなか入りづらい注射針の採血。

しかし一番苦手なのが胃下部バリウム検査。

胃カメラが楽という口コミを未だ信用していない疑り深い私は バリウム検査を毎年泣く泣く選択している。

酸っぱいクエン酸。
不味く飲みづらいバリウム。
出してはいけないと意識するほど出したくなるゲップ。

しかし まだまだこんな事は私にとっては序章のうち。

最も私を悩ませるのが 撮影。
「はい。右に一回転。」
「         」
「はい。もう一度右から2回転」
「         」

これがどっちから回るのか さっぱりわからなくなりパニック🫨になる。

上の無印カギカッコ「」の中に技師の注意が入るのだ。

「はい。右に一回転。」
「違う!違う!右!右!!」

「はい。もう一度右から2回転。」
「違う!さっきと同じ方から!!
そっちじゃ無い!!」

これ以外にも
「手すりを掴んで!」
「もっと右の方腰あげて。逆!逆!!」

終わる頃には技師も疲れた様子。私は泣きたい心境だ。あんなにイメトレしてきたのに…。

私のバリウム検査のテーマ曲は
サングラス🕶️のよく似合う鈴木雅之さんの
「ちがう。そうじゃない」だ。

(すみません...。)
心の中ではそう思いながら 口に出したら最後。ゲップも一緒に出てしまう...。

お腹で膨らんだ空気とともに私の申し訳なさも膨らむ。
が膨らめば膨らむほどパニック🫨になり
宇宙空間にいる気持ちになるほど 台の上で思うように身動きが取りづらい。

体型以前にグラビアアイドルには向いていない。
総合的に...。

今年も恥をかいて終わった...。

結果の前に参加することに意義があるのだ。

そしてそんな悪魔のような私の秘密が掲載された
国家機密の書類を会社に送っちゃうのだ…

私が拷問にあって我慢した内容を簡単に会社が知っちゃうのだ...。

怖い!!😱

でも何にも無ければ良いな…


追伸  後日結果きました。
コレステロール値が高い...。

はい...。
気を付けて改めます...。