見出し画像

生活を整える! Day127

こんにちは!
だいすけです!

タナでの公務を終えて、アンチラベに帰ってきたわけですが長期の出張になると結構大変なわけです。
まず、洗濯物がたまる。
ホテルで洗えない訳では無いですが、なかなか洗うのも大変ですし乾かすのも大変。
そんなわけで洗濯物を洗うのが億劫になってしまうわけです。
しっかり洗って乾かさないとダニやノミの温床になってかえって大変なことになります。
ズボンはまぁ最悪洗わなくても2日くらいは持ちますが、やはりそれ以降はダニに足をやられます。(僕がそうでした)

そんなわけで、服がどんどん溜まっていきます。

そして、食料。
電気が安定している訳では無いので、冷蔵庫に入れっぱなしだと腐ってしまったり、悪くなったり色んな問題が出てきます。
特に僕のところにある冷蔵庫は密閉度が良くないのか電気が止まるとすぐにぬるくなります。
そのため、食料はほとんど出張前に食べ切るようにしています。
ただし、じゃがいもや玉ねぎは長期間もつので置きっぱなしにしていますが、帰ってきて玉ねぎとじゃがいもだけでは作れるものが限られてくるので、買い出しが必要になります。

そして、掃除。
日本のお家ってホントすごいと思います。
まず密閉性が高い。
日本の家では家をしばらく空けると砂埃が落ちているなんてことはまず無いですよね?
多少入ってくることはあるかもしれませんが、こっちではうっすら目で確認できるくらい砂がどこからか吹いて溜まります。
なので帰ってきたら掃除が必要です。
合わせて、最近は布団を干す必要もあります。
今の時期は雨季なので、湿度が高くなります。
意味わからないのですが密閉性は高くないのに湿度は高いのです。
そして、気温が高いのでダニやノミがわんさかパーリナイです。

なので、ダニ駆除のスプレーをぶちまけるか、外に干すかの対応が必要になります。

そんなわけで、朝からやること盛りだくさんてんこ盛り。
大家族かってくらいの服を洗濯し、掃除をして、部屋に溜まったペットボトルをおばちゃんに寄付し、買い出しへ。
なかなか休む暇もありません。
つくづく余暇を楽しむ時間があることは贅沢な事だと思います。
そして、さらに今日はアンチラべで展示会のようなものをやっていました。
木曜日からやってるみたいですが、今回はクファマも出展していたのでちょこっと挨拶がてら訪問です。

CPとは2週間ぶりの再開。
自転車を買ったのも知らなかったので、色々話をしました。
彼らはこういうイベントがあると土曜日もでて、休みも取らずに普通に月曜日も仕事に出てきます。
思った以上に勤勉な彼らの姿には驚かされます。
余談ですが、クファマの人は朝早く仕事に出てくる人もいたり、夕方残業して帰る人もいます。
他のところでもそういう人はちらほらいるようで、こんなに真面目な人が比較的多い国がなぜ最貧国なのか働きぶりだけで見ると不思議に思います。

そして、市場へ。
今までよく行っていたチェナサブチは雨が多いとドロドロで歩くのも大変で最近行くのを控えています。
その代わり、チェナケリーというその名の通り小さい市場があるのですがそこに足を運んでいます。
汚れにくい以外にも理由があって、野菜が結構立派なものが多いこと。
全体的に大きいものが多く、歩留まりがいい感じ。
見た目も綺麗なものが沢山揃ってて、思ったより安いので最近はリピートしてます。
さらに、ここのおばちゃん達丁寧な人たちなのでそこもお気に入りポイント。

今日は市場の一角を巻き込んで、プチハプニングを起こしてしまいました。
今日はつなぎを来ていました。
普段は割とスリムめなズボンをはいているのですが、つなぎなので割と緩め。
なのでポケットにものが入っていても圧迫感がなくて、入れていることを忘れてしまいます。
必要なものを買い揃えて、さぁ帰ろうとしたところ見慣れないものが。

これは何?と聞いたら、「アーティチョーク」だそうです。
あまり聞きなれない名前で何度か聞き返してしまいました。
でも、日本でも聞いた事はあります。
どこで知ったかと言うと「とんねるずのみなさんのおかげでした。」の中です。
食わず嫌いのコーナーで何度か見かけましたが、リアルでは1度もありません。
あれはどんな味なんだろう?と子供の頃にテレビを見ていたのを思い出しました。
食わず嫌いで出てくるほどだからさぞかし不味いのだろうとそんな先入観を抱いてました。
どんな味か分からなかったので味見をさせてもらうことに。
一言で言うと硬い葉っぱ。
ちょっと青臭い感じです。
不味くは無いですが、めちゃくちゃ美味いと言ったら嘘になります。
でも、これがあのオシャレフード「アーティチョーク」
ちょっと面白かったのでひとつ購入。
あ、最近個数で買っても嫌がられないことが分かったので個数買いをしています。少し割高ですが、腐らせるよりはマシ。
そんなわけで買おうという段になったところで、あることに気づきます。
「あれ……?携帯がない!?」
それまで携帯をポケットに入れていたはずなのですが入ってなかったのです。
あったはずのものが無くなったのでプチパニック。
ここで自分の中だけで留めておけばよかったのですが、さすがにあったはずのものが無くなったので、お店のおばちゃんや周りのお店の人に聞こえる声で「盗まれたかも」と言ってしまいました。
お店の人もプチパニック。
でもお店の人は僕をずっと見てたのでそれはないと。
袋の中バックを見ても見つからず、記憶を辿ります。するとあることを思い出しました。
バッグの内ポケットに入れたんじゃん。。

マジで顔から火が吹きでそうなくらい恥ずかしかったです。
無くなったと言った手前、かなり言い出しにくかったですが勇気を振り絞って「ごめん。あった」と謝りました。
そこにいたみんなから「泥棒はいないよ」と軽くからかわれました。
おかげで彼らは僕のことをしっかり覚えてくれたと思います。おっちょこちょいなやつだと。
それにしても恥ずかしかった。
でも、それと同時にマジで自分の勘違いで良かったと心から安心しました。
盗まれたらしばらく立ち直れそうにないです。

そんなわけで今日は生活を整えるために一日を費やしました。
それからそれから、ちょっと今日は考えさせられる?ことがありました。
帰り道、今日はたまたまお土産売りのおばちゃんと遭遇。
いつもなら数分で離れていくのですが、今日のはなかなかしつこい。
余程困ってたのか全く離れようとしません。
それでも今日のおばちゃんはしつこかった。
ケーキ屋さんからスーパーマキというところ、1キロくらいを一緒に着いてきたのです。
買え買えしつこ買ったのですが、少し話をしてみようと色々聞いてみました。
聞いてみると子供が3人いて上は8歳、真ん中5歳、下は3歳で今日稼ぎがないとご飯を食べさせられないとのこと。
この辺は常套句です。

僕も鬼では無いので、ちょっとグラッときたのですが、正直お土産は必要ありません。
それに相手は商売でやってます。
彼女の中には商売をしているという感覚がしっかりありました。
何故かと言うと、僕がからかい半分で「良い服きてるよね」と言ったら、「私はものを売っています。物乞いと勘違いされたくないです。」と言っていました。
たしかに、彼女のなかに商人の魂があったのです。
だからこそ、情で買うのはどうかと思いました。買って欲しいなら欲しいと思わせてくれと。
でも残念ながら泣き落としだけで、何も欲しいとは思わせてくれませんでした。

もし、次会うことがあれば売れる方法を一緒に考えてもいいのかなと思います。
それよりも目の前のお金が欲しいのもわかります。僕が言ってるのも綺麗事なのも分かりますが、僕が直接的な支援をしていてもずっと豊かにはなりません。
そんなふうになって欲しいと願っています。

明日はサッカーワールドカップ・コスタリカ戦なので、テレビが見れるところがないか探しに出かけます。

それじゃあまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?