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マダガスカルでマダガスカル語受けるのはどんな感じ? Day14

こんにちは!
だいすけです!

二本松訓練所の時はフランス語を学んでいました。
マダガスカルではフランス語とマダガスカル語2つの言語が公用語になっています。
日本では2つの言語が公用語という感覚が馴染みがないのでかく言う僕にもマダガスカルに来るまではよく分かりませんでしたが、色んな人が見るものは基本的にフランス語。普段の会話はマダガスカル語となっているようです。
例えば、公的な文書や契約書のようなものはフランス語で書かれていました。
首都の場合はこのパターンが多いようですが、田舎では少し違うようです。
田舎で暮らす人のほとんどがマダガスカル語しか話せないという人が多いようです。
そのため、マダガスカル隊員はフランス語、マダガスカル語をまなばなくてはなりません。

お店のメニューはフランス語、マダガスカル語が混ざっている。片方だけわかってももう片方の言語が分からないと完全に理解できない


二本松でのフランス語研修もなかなかキツかったですが、マダガスカル語は1ヶ月で学びます。僕達もはやく任地に行きたいと思ってるのであまり時間はかけたくないと思っていますが、最低限生活できるくらいの状態に持っていく必要があります。
あまり言語を短期間で習得したことの無い方はそんなこと出来んのかよって思うと思いますが、今5日間学んだ感覚としてはできそうな気がします。
あくまでも短期間でフランス語を学んだ身としては。

では、一日の語学スケジュールはと言うと、

  7:00 朝食
  9:00 一コマ目
10:30 一コマ目終了(休憩30分)

11:00二コマ目開始
12:30二コマ目終了 (昼食1時間)

13:30三コマ目開始
14:30三コマ目終了(休憩15分)

14:45四コマ目開始
15:45四コマ目終了

こんなかんじです。
コマが別れているのははっきり聞かされてないので推測ですが2つあると思います。
1つは集中力が切れてしまうという事。
2つめは今回の隊員は7人で3,4人のグループに別れて勉強しており、先生が二人いて2人の先生からそれぞれかわりばんこで受けています。
例えば、Aの先生を一コマ目で受けたらBの先生に二コマ目で受けると言った感じです。
1人の先生は新しい単元も教えますが、発音に重きを置いた内容。
もう1人の先生は文法と単語中心。

授業の様子。授業はゲストハウスの中でやります。

その2人の授業はどちらも滝のごとく新しいことが降り注いでくるので受ける側は大変です。
でも、置いてきぼりにする訳ではなくしっかり復習の時間があるので忘れずに次に進めます。

ただ、覚える量は半端ないので大変です。

そして、マダガスカル語を教えるのはもちろんマダガスカル人。
残念ながら、彼らは日本語はほとんど話せません。
そのため、英語とフランス語をごちゃ混ぜにして何とか理解しています。
なので、フランス語と英語、最近はマダガスカル語が混ざった言葉が教室中を飛び交っていてかなりカオスな状態です。
更に、日本人同士の会話は日本語が混ざるのでルー語の進化版のようです。

授業の内容で分からない時はそれを理解するためにかなり時間をかけてしまったりしています。
ただ、最近大切だなと気づいたのは1度理解したことも確認で更に深く聞く必要があるということです。
例えば、Mandeha(行く)という意味にはーで行くという意味が含まれます。
さらに、この動詞にもう1つ動詞をつけて、働きに行くという表現を教えてもらいました。
でも、先生の話を聞いていると働きに行くと言う表現ではなく、予定の意味の未来形(近接未来)の表現方法があると伝えたいことが分かりました。
分かったとしても、また更に聞くことが必要だなと感じました。
ただ、更に深く聞くための会話力も必要なのですが。

それでも総合して、授業は面白いです。
スピーキングが中心で色んなことを声に出して話します。学生時代に受けていた英語が別物のように感じるくらい面白いです。
学ぶことの面白さを毎回再認識させられます。
学ぶことは苦痛ではなく楽しいのだと。
さらにモチベーションになってるのは覚えてすぐに使えることだと思います。覚えることは大変ですが、覚えたての単語をゲストハウスの家族や街の人に使って伝わった時の快感は学習の良いスパイスになります。
月末どんなふうになってるのかとても楽しみです。

明日はアンタナナリボでは有名なアナラケリーという市場に行こうと思います。
スリが沢山いることでも有名なところなので気を引き締めて行ってきます!

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