大事な別れの日々だというのに・・・ Day718
こんにちは!
だいすけです!
今日は、僕のマイナスというか
ネガティブな部分が登場します。
非常にネガティブな内容なので
今回は読むのをお勧めしません。
今日は、朝早く起きて大使館、各省庁への
報告準備をしました。
A42枚でそれぞれ作るのですが、
割と簡単で、3時間程度で出来上がりました。
先に仕上がっていた同期隊員のフォーマットを
オマージュ(いや、パクりました。ごめんなさい。)
して、作りました。
昨日まで作っていた事務所で行う最終報告会の
資料ですが、結局110枚を超えました。
もちろん全部今回報告するつもりは
ありません。
今後、人前で話す機会があるのでその時に
備えて色々、記憶の新しいうちに作って
おこうというわけです。
話す人の層によって、そこから
抜粋して話すという形にしようかと
思っています。
そんな感じで朝の作業を終えて、
今日はマナンドゥナの最終訪問に
行ってきました。
遠い活動地の一つでバスも少なくて
なかなか大変なところでした。
今日は、農機具普及活動の最終の活動でした。
担当のCDR(農業普及員)が
忙しくてできないという理由でこの活動を
続けることができないと言われてしまったので
新たに販売を職人に見つけてもらうということで
今日その販売員との顔合わせの予定でした。
時間より少し早めに到着して
自転車に乗って、職人の家まで行こうとすると、
道の途中で職人と遭遇しました。
歩いてきたのは職人1人でした。
「忙しくて無理だって候補の人に
断られちゃったよ」と職人から
残念なお知らせが入りました。
ただ、まだいるようで他の人を
当たってみると言ってもらいました。
ただ、今日が最終日です。
この後の活動を後押しできないのが
残念に思いますが、諦めず
頑張ってもらいたいです。
今後の話を色々していて、少し
安心材料になったのが研修の話。
「材料はこっちで準備するから
研修費はJICAで出してもらうとかできないかな?」と
そこまで考えて自助努力もあるのであれば
研修費の補助も出ないこともないでしょう。
はっきりとOKとはいえませんが、
自助努力のあるところにはどこからでも
救いの手を差し伸べてくれる人はいると思います。
後任隊員がもし来るならば、ぜひ
支援をしていただきたいものです。
彼と握手して別れ、次に向かったのは
いつもここにきたら遊びに行っている
アルフォンスのお家に最後の挨拶。
アルフォンスに伝えていた時間よりも
ずっと早く予定が終わってしまったので
一応連絡を入れたのですが、繋がらず。
とりあえず向かってみることにしました。
道の途中でバイクに3人乗りした
アルフォンスに遭遇しました。
「ダイスケ、今日12時じゃないのか?」と
想定通りの返答が返ってきました。
「早く予定が終わったから、きちゃった。
どこにいくの?」と聞くと
市場に買い物に行くらしく、少し待っていてくれ
と言われました。
彼らが帰ってくるのを待つのに
道をゆっくりと進んで最後の
マナンドゥナ・アンブイプナナ(マナンドゥナの
外れの街)を楽しみました。
今日は乾季らしい晴れで
イビティの綺麗な稜線を
眺めることができました。
でも、これも最後です。
美しさに見惚れながら、
トボトボと歩き続けて
30分かけてアルフォンスの家に
到着しました。
まだ、本人は到着しておらず
近くの土手でぼーっとしていました。
でも、それも束の間。
すぐに彼らも到着しました。
家に上げてもらい
色々お話をしました。
ここも同期隊員やコロナ後の
隊員が関わっていたので出てくるのは
彼女たちの話。
みんなそれぞれに隊員への思い入れが
あるんだなぁとしみじみ思いました。
「ダイスケ!これをユキから
もらったんだ!」と
隊員からもらった毛布を嬉しそうに
見せてくれました。
「これ写真撮ったらユキ喜ぶかな?」と
すでに体に巻きつけてスタンバイしてました。
あなたがくれた毛布今も大事に
使ってくれてますよ。
今日は最後のお別れとマフラーを
追加注文したのでその受け取りを
済ませました。
楽しい時間もあっという間に過ぎて
お別れの時間に。
奥さんと「さようなら」をして
アルフォンスは。。。
実はまだ、一度会うんです。
ちょっとした理由で。
これがわかるのは数週間くらい
後の話になりそうですね。
アルフォンス一家を後にして
アンチラベに戻ってきました。
ここから先は読むことをお勧めしません。
外でご飯を食べようと移動していたら
「ニーハオ」と超久しぶりに声を
かけられました。
「ニーハオ」って声をかけられすぎると
「ニーハオ」って言葉自体が嫌いになるんですね。
この言葉自体は何も悪くないのですが、
この言葉の裏に乗っかってくる悪意のせいで
過剰反応してしまいます。
急ブレーキをかけて自転車を止めて
キッと言ってきたやつを睨みつけました。
そこにいたのは10代後半の男。
チェナケリーという市場の近くで
この辺は変な若い奴が多いところです。
治安が悪いというより、悪にもなりきれない
中途半端な輩が小遣い稼ぎに市場に来る
車を誘導しているというそんな場所です。
そして、「おい、今なんて言った?」と
声の主にかけるとそのまま「ニーハオ」と
そいつは言い続けてました。
こちらも同じことを問いながら近づくと、
後ろの方に逃げて近くにいた女性の陰に
隠れてしまいました。
本当にこっちの調子に乗った奴らは
ダッセー奴らばっかりです。
友達の前で調子に乗って、外国人(特にアジア人)を
からかって遊んで、こっちが反応したら
ビビって逃げて。
遠くから負け犬のように
僕の言ったことをオウム返しそいつの姿は
なんとも滑稽に見えました。
正直言って相当頭にきたので
ぶん殴ってやろうと思いました。
自転車がなければ追いかけて
やってしまってたかもしれません。
今日はそのくらい頭にきました。
今までと言われていることは変わらないのに
なぜか今日は今までになく頭にきました。
殴ってしまっては彼ら以下になって
しまいます。
今日は本当に自転車があってよかったです。
今この日記を書きながら、冷静に
なってきました。
こんなことで頭にきてしまうような
小さい器の人間です。
そういうことを自分で理解するための
良い機会だったのかもしれません。
ただ、次に起きた時どうしよう。
ちゃんと対策を考えておかなくては。
そして、怒らないのではなく怒った時に
どうやって心をコントロールするか。。
この出来事のせいで、
その後もずっと気分が切り替えられず
最悪の気分でした。
ただ、一瞬だけ心がパッとなった
瞬間があります。
それは、印刷屋さんの子供でした。
まだ3歳くらいの子なのですが、
少し前に仲良くなって、今日は
僕を見つけるとおもちゃの銃をこちらに
向けてきて遊びたそうな雰囲気でした。
「ねぇねぇなんていう名前なの」と
聞いてきたり、「お父さんの名前は?
お母さんは?どこに住んでるの?」と
可愛い声でたくさん質問してくれました。
帰る時になって「僕帰るね。バイバイ」と
その子に声をかけると、まるで太陽のような
素敵な笑顔で「バイバイ!また明日ね!」
って言ってくれました。
写真に収めたい笑顔でした。
この瞬間は荒んでいた心が洗い流された
気分でした。
その後CFFAMMAに行って、
自分の送別会の食事の相談。
頑張って全部出したいのですが、
ちょっとそれは厳しいので
部長に相談しました。
まぁいいかと思ったのですが、
冷静に考えると万が一が
起きた時にお金が足らないのは
困ると思い、最低限払える金額まで
下げて相談しました。
よくよく見てみると
カカピジョン(プレッツェルみたいなお菓子)2キロ
ポテチ2キロとありえない数の数量が記載されていて
そんな量誰が食うんだよ!とツッコミを
入れたくなる数量で出されていたので
バサバサと数量を少なくして行きました。
ネム(揚げ春巻き)100個って。
1人一個あれば十分だろ!と思ってしまう量で
流石に見直しをかけました。
どう考えてもこの会でお腹いっぱいにしよう
というの魂胆が見えてしまうそんな内容でした。
飲み物もトカガシー,1本10,000Arの
ものが計上されていたり、そういうのも
全部削除しました。
というわけで、切り捨てまくった結果
飲み物がビールだけになりました。
ので、部長に飲み物くらい出してもらえないか
相談です。
どうも一方的に出すというのは
自分の気持ちの中で納得がいきませんでした。
まぁいいかと思ったのですが、
ずっと心にモヤモヤがあって
(こういうモヤモヤがある時は大体
自分の選択に納得がいってない時です。)
どうしようかちょっと悩んでいました。
部長に「僕が食事は全部持つので
飲み物出してもらえません?」と相談しました。
ほんのわずか時間をおいて「わかった。
そしたら、担当者と話すから」と言ってくれました。
言ってみるもんです。
この国でもやっぱり言いたいことは
いうべきです。
マダガスカル人がはっきり言わないからと
言ってそれに合わせてしまうと自分が
ストレスを抱えてしまいます。
その後、工場で5Sをしました。
最近やたらと事務員のマドンナさんが
やる気を出してくれて、今日も
作業している男衆に「ダイスケが今日しかない
って言ってるんだから片づけなさいよ」と
喝を入れてました。
男だらけの職場の女性はつえええ。
結局、作業を終わらせることなくそのまま
続行されましたが、彼女の心粋は伝わりました。
作業員の気持ちもわかりますし、
マドンナの気持ちもわかります。
でも、作業員は作業が終わって片付けを
してくれたらそれでいいんです。
ただ、それだけです。
そんな感じで5Sを終えて、
今日の最後の予定、サリーさんのところへ。
実はサリーさんと会うのは
今日で最後になってしまいました。
一緒に日本語を勉強していたバトスアが
首都で会えなくなってしまい、これで
最後となります。
なんのために10時に予約したのかわかりませんが。
今日は最後のお別れをいうのと
DELFのB2が受かっていた場合のディプロムの
受け取りをサリーさんに代わりにしてもらうのに
委任状を書きに行ってきました。
サリーさんに会うとすぐに
「本当は日曜日に渡すつもりだったんだけど。。」と
渡されたのはマグカップ。
しかも2つ!
サリーさんからとバトスアからの
プレゼントです。
それぞれ、柄が違うもので
今回のためにデザインを特注したようです。
またもサプライズにとても嬉しかったです。
でも、彼女ともこれで最後です。
寂しさを紛らわすのにそそくさと退出しました。
でも、ちゃんと「またね」は言えたので
オッケーです。
サリーさんは日本に留学したいと思っている人
なので、また、いつか日本で会えたら嬉しいです。
その時はもしかしたら号泣しちゃうかも笑
というわけで今日はこんな感じ。
それじゃあまた!
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