3連休を振り返る
8月3日月曜日は、BC DAYという州の祭日。
最近は少し暑いのもあって疲れ気味。週末2日の休日はあっという間に過ぎてしまい疲れも取れない。
なので、この3連休は本当に嬉しい。
土曜日は庭仕事に雨どいの修理、外壁のペンキ塗りと家族総出で働いた。
日曜日は友人宅にとうもろこしBBQとやらにに呼んでいただいた。家族揃ってご相伴に預かった。
もともと奥さんが私の昔の同僚という繋がり。でも今は旦那さんが夫とホッケーを一緒にしているので夫婦共にお世話になっている。
大抵夫の友人に招待されると私が手持ち無沙汰になりがちだし、私側の招待だと、夫が引き気味で早めの退散となる。
でも、今回は夫もホッケーの話で随分楽しそうだったし、私も別ののテーブルでネットフリックスのドラマや映画の話を心置きなく楽しんだ。
子供達もコーンから始まった次から次へと運ばれるタンパク質過多のBBQに遠慮することなくすごい勢いで食べ至福の時を過ごしていた。
大満足のBBQだった。
そして3連休最終日。
次男坊の提案で、昔よく行った河原へハイキングをする予定になっていた。
前日の帰宅が夜11時過ぎと家族揃って遅かったので大丈夫かな?と思ったけれど、みんなしっかり9時前に起き、黙々と準備。
9時半には近くのマクドナルドのドライブスルーで朝食を買って目的へ。
ことのほかスムーズで妙に不安になる。絶対何か忘れてる。忘れてないわけがない。
駐車場もすでに大勢の人がいたけれど問題なく止められ、10時には無事ハイキング開始。
私の心配に反して特に忘れ物もなく、全て順調。
随分長いことハイキングはしていないけど、こんなに簡単だったっけ?
前を歩く夫と子供達を見守りながら考える私。
思えばハイキングと言えば準備をするのは私。水やジュースボックス、着替え、サンダルにタオル。スナックに日焼け止め。虫除けに絆創膏。いろんなことを想定して荷物は増える。
その沢山の荷物をバックパックに詰め、夫と2人で担いで行くのが常だった。
でも今回はちょっと勝手が違っていた。
私も子供達の心配することなく自分のものだけまとめて、飴やらお菓子をみんなで食べられるよう多めに用意したくらい。
だから忘れ物もない。
子どもたちは勝手に必要なものを詰めたり、自分の飲み物を準備したり。
あー楽になったなあ。
コロナで外出せず更には次男坊のホッケーでハイキングから遠のいていた間に子どもたちは成長し、その成長に合わせて私自身も変わっていたことを再確認。
ずっと変わらずってことはないんだな。当たり前だけど。
私の荷物はとても軽く足取りも軽い。
久しぶりの河原は全く変わらず、そこだけ時間が止まっているかのような静けさ。
長男はただ歩き回り、次男坊は跳ねそうな平らな石を夢中で探す。
夫は良さそうな岩を見つけて仰向けに寝転がっている。動物園のシロクマみたい。
私も石投げ参戦、でも全く勝負にならない。
私の石投げは5段跳びがベスト。でも次男坊の投げる石は7回跳ねたあと水上を転がるように向こう岸へ。カウント不可能。もうプロだ。この才能で稼げないのがとても残念だ。
ちょっとおやつを食べたり水分補給したりと2時間ほど遊んでから河原を離れた。
駐車場から河原へ続くトレイルは下り坂。
なので帰りは恐怖の上り坂。
いつもなら子犬のように走ったりふざけたりする子供達に離されないよう必死で登るのだけど、今回は事情があってゆっくり。
夫が先月ホッケーで足首を捻挫してしまい、しばらく練習を休んで様子を見ていた。大分回復しジムに通って少しずつ運動も再開し始めての今日のハイキング。
無理は厳禁。
なので私も堂々とゆっくり時間をかけて歩けたので、随分楽だった。
やっぱりこんなふうに自分に合った形で歩けたら楽しいなあ。
思いがけず家族揃って過ごせる時間が多かったこの3連休、子供達の成長とこれから増えるであろう自分の時間を思って、寂しいのも本当だけど、楽しみだなあとも思う。
もう少し残っているバンクーバーの夏。
またみんなで何か一緒にできたらいいなあ。