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[L&F]03 "鉄紺"タイヤ防御能力向上化改修

パンクした!!

しちゃったのよ。リアが。
ちょいと走ってこよかなと思って家出て1kmも行ってねとこでね。急にペダルが重めにモッタリしてきて「ん?心当たりはねけどブレーキローターひん曲げた?にしちゃずっと重いけどまさかスルーアクスル曲がった?なわきゃねよねー」て思って止めてチェックしたらば、リアタイヤがへにょへにょ。はいパンクでーす。んだよもー納車一ヶ月でパンクとかどゆことよもーまあ遠くまで行ってからでねかったからまだマシかーとちょっと落ち着けて、ゆっくりなら乗って帰れるかなーとも思って試したけども、ゴリゴリヌルヌルして全然楽じゃねし、無理してタイヤとホイールにダメージ出たらそれこそ交換になってもったいねえと考え直して押して帰る。こゆ時はビンディングでねくてよかったなと思うわ。歩きやすい。
ほんでまあ特に何も起こらず無事帰還。
そしてチューブとシーラントとバルブコアツールを即発注。
まあチューブ交換のタイミングでシーラント注入はやろうとは思ってたのよ。クロスでやって具合いいのわかってたから。それが想定よか早目だったちゅだけね。もしかしたら今後の予算の具合ですぐホイール換装してチューブレス化ちゅ目もねわけじゃねかったんでね。様子見してたの。

ちなみにロードバイクなんかの軽い系チャリはパンクすんのわりかし当たり前。納車一ヶ月とかあんま関係ない。なんせ軽くしたいもんだから素材が薄い。おいらみたいにグラベル系は中ではだいぶ厚め重めなんだけど、それでもママチャリ用なんかと比べたら厚さ重さ共に1/3-4くらい。お高いレース系になったら更に1/2-3くらいになったりするさ。もうペロンペロンのペランペラン。膜よ膜。風船。そりゃ穴も開くて。

おいらもクロスの時に年一くらいはパンクしててね。走っててパーンとかはねんだけど、朝エア入れたのに昼には抜けてんなーなしたんかなーて感じのスローパンクばっかし。大抵リムテープ劣化だったんだけど原因不明穴見つからずちゅのも多くて、どしたもんかなーと思って試しにシーラント使ってみたらそれっきりスローパンクに会わなくなったんでこりゃいいやと。こりゃやめられんと。思い知ったわけなのよ。

シーラント

そもそもシーラントて何よちゅ話なんだけども、いわゆるパンク修理剤とかパンク防止剤とか呼ばれてるもんのことね。チャリでも車でもオートバイでも、タイヤがパンクしたらこれ一本ブシューっと中身突っ込んでやんなさいちゅ応急処置用のスプレー缶が売ってんだけど、その中身のこと。牛乳みたいな感じの白い液体。あれに似てるわリキテックスのペインティングメディウム。絵描き民かプラモ民しかわからんかw主成分はラテックスだそで、「液状のゴム」ちゅことらしい。これをタイヤ(チューブ)の中に入れとくと、穴開いた時に空気と一緒にシーラントも漏れてきて、外気に触れたとこで固まってパンクを止めますよちゅ仕組みらしい。おいらは経験ねけど、Youtubeの実験動画で釘や画鋲何本かぶっ刺してもエア漏れ止めて走れますよちゅのは観たことある。結構すごい。

あとさっきも書いたけどチャリのチューブちゅな薄い。そしてゴムちゅな微小な穴がいーっぱい開いてて空気がじわじわ滲み出る。風船て割れなくてもほっといたら数日でしぼむしょ、あれがチャリでも起こる。なのでチャリもまあ何日かでシナシナんなる。ロードのタイヤはだいぶ高圧な上にそれなりに入れとかんとパンク率が上がる。シーラント入れとくとこの微小な穴にも浸透してそこそこ防いでくれるのでありがたい。まあ結局は乗る前にエアチェックするんだけどなwだとしてもいいことずくめだから入れん手はない。まあモーメントがブレやすくなって高回転時のアライメントがシビアになるとかなんとかあるらしいけどおいらのレベルなら無視していいべよw
のでこれ発注。「IRC チューブレスレディタイヤ用シーラント 60ml」。こいつぁちょっとおもしい。チャリ用チューブレスタイヤメーカーとしちゃ老舗のIRCが出してるシーラント。どうやら有名ドコのOEMらしんだけど本家よか入手性高いし安いちゅ不思議な一品。ロード向けはタイヤ1本30mlが適量だそで、これは60mlボトルだから前後で1台分。まあ業者じゃねからそんな頻繁には入れんし60mlでいいべよ。ちなみにMTBは太いからかタイヤ1本に60mlだそな。
そして今回は問題発生。
入手性高いちゅても他よりマシなだけらしく結局品薄で取り寄せ扱いになってた。んー残念。できればチューブ交換と同時に入れたかったんだけど無理ぽい。ちゅかAmazonもヨドバシも品切れだからやっぱ今チャリ業界品薄の嵐なんだな。しょがねす。シーラントが届くまではパンクしたリアだけチューブ交換して、届いたら前も換えてシーラントぶっ込む。この段取りで。

チューブ

チューブはこれ。「Vittoria STANDARD 700x28/42c FV presta RVC 48mm」。Vittoriaがメーカー名、STANDARDがグレード、700x28/42cはサイズ、FV presta RVCはバルブの種類、48mmはバルブの長さ。
STANDARDにしたのは重量よか耐パンク性を取ったから。シーラント入れるとしても丈夫なのに越したことない。サイズと長さは合ってる。FV prestaちゅな仏式のこと。French ValvesのFVと通称のprestaを並べて書いてあるだけ。ポインツはRVC。Removable Valve Coreの略でいわゆる2ピースバルブ。専用工具使ってバルブ部分(バルブコア)を抜けるタイプ。抜けばただの筒なのでそこからシーラントを入れれる。この形式のバルブ採用してて入手性高くてお手頃プライスなチューブはこれしか見つけらんねかった。故に一択。
一択だったけどクロスで使ってみて非常に好感触で気に入ったんで今回も迷わずチョイス。

バルブコアツール

そのバルブ抜き専用工具がこれ。「Panaracer バルブコアツール」。普段はバルブキャップとしてバルブにつけといて、必要な時は逆向きに使うとバルブ抜きになる擬態能力を持ってる。これもクロスの時に見つけて気に入ったので今回は色違いをチョイス。

今回のメンツはこんな感じ。
ほんじゃ揃ったとこから進めちゃおかー

状況開始

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始めっぺな。
パンクしたリアのチューブ交換するよー。

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初めて12mmスルーアクスルちゅの抜いた。6mmアレンキーでぐるぐる回す。クイックに慣れてるから完全に抜き取らんとホイール外れんのがちょっと違和感ちゅか新感覚。ちゅか太!!こりゃ確かに剛性上がるわ。

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入ってたのはKENDAのチューブ。デフォルトでKENDA多いよね。多いのか?前のクロスん時もデフォルトはKENDAだったのよ。つまりKENDA率100%(おいら調べ)
今回はビード外すのに携帯用でねくてツールキットに付属の大きいタイヤレバー使ってみた。チューブレスレディだからレバー使わんよにしてみたんだけど、うまくいかんから大きめのならダメージ少ないかなと思って。どうなったかは現時点じゃわからん。

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チューブは交換するのでチェックは後回し。だいじょぶとは思うけど念為でタイヤも外して内側を撫でてチェック。特に何もなかった。タイヤが無事なないんだけど、んじゃなしてパンクしたのさちゅ疑問が湧く。何だ?新手のスタンド攻撃か!?

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リムテープは真っ赤。派手で素敵wスポーク穴が見当たらんのでチューブレスレディ対応リムとわかる。でもこの継ぎ目の段差じゃ試す気にならん。穴開いたのこのせいじゃね?とも思ったけど位置が全然違う。謎。

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チューブレスレディ対応よて書いてあるじゃん。気付かんかった。あとETRTO 622×21はメーカーHP見りゃ出てるんだけど、素材が6061で台湾製造ちゅなここでしかわからん情報ね。横のはたぶんリムブレーキのシューを禁止禁止するマークで横のディスクブレーキオンリーよちゅを表すマークよね。そんなん見たことねけどw

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以上の情報から、このリムは「ALEXRIM GD26P」だと判断するんだけど、そもそもチャリの方のHPには「ALEX GD-26 700C 28H」と微妙な表記されてて、しかもこのロゴ。GD26Iとしか読めんのだが。最後がPには視えんのだが。何やねんもー。

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まあいいや。続き。リムを気が済むまで弄ったので新チューブ入れよね。全体に粉まぶして、少しエア入れて。

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片ビードだけ嵌めたタイヤにチューブ仕込む。チューブレスレディタイヤはこっから難ぃらしい。ビードが硬めで嵌めにくいらしい。まあ今回はチューブド仕様だし外す時にタイヤレバー使ってるからそんなに神経質にならんでもいんだろけど、練習と思って頑張ってみっぺよ。

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…と思ってたらわりかしすんなり入ってビックリwだいじょぶか?調子乗るぞ?タイヤレバー使わんでいけました。リム噛みだけはせんよによーくチェックしてエア入れてみた。チューブドでもビード少しパキパキ鳴るのね。1回規定いっぱいまで入れて、全体軽くチェックして、一回エア抜いて、自然にビード落ちたりしてねかチェックして、改めてエア入れ直す。自分でもちょっと丁寧過ぎるかなとは思うけど、まあ初要素も多いし今後のチューブレスへの練習も兼ねてるからしつこいくらいやっとく。

第1段はシーラントが未着なのでここまで。
スルーアクセルとハブ周りを掃除して、アクスルにグリス塗って装着。特にトラブルなく乗れたから交換はうまくいったと判断。

状況継続

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ほいシーラント届いたから続きやろー

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さあ今度はパンクしてないフロントのチューブ交換。
うまくいくかなー?

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…ものすごくすんなり終わっちゃったwしかも今回はタイヤレバーの出番なしでいけた。こーれは調子のるな。手応え感じるわw

さてこっからが本番。

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さあバルブコアツールよ!今こそ内なる真の力を開放する時だ!バルブコアレンチモード!!

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ぐりぐりキュポーン。
おおきなこあが、ぬけましたー!
さあシーラントぶっ込むよー

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ってなーんやこの蓋!!昔の瓶ヨーグルトみたいな開き方すんなや!!しかもね、最初につまんで引っ張る用のツマミ?持ち手?ベロみたいのが見当たらん。結局ドライバーで破ってそこから毟り取ってやったわ!!

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コア抜かれてただの腑抜けた筒と成り果てたバルブにノズル突っ込んでシーラント注入。予め半分の目安にできるよに線引いといたから特に迷わず30ml注入完了。

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ボトル抜いてー

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バルブ戻しておしまい。
シーラントがチューブの内壁に行き渡るよにゆっくり何回かホイール回す。

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一通り掃除して、シャフトはグリス塗り直してから装着。スルーアクスルは10Nで締めとけーて書いてあるけど、トルクレンチ持ってねんでギュギュッと締めといた。よくねんだよな。ちゃんとしたいならトルクレンチ買わんとな。

ちゅこって今回のタイヤ防御能力向上化改修作業はこれでおしまい。これからおいらの見立てがどんなもんか乗りまくって確認してかんとな。頑張って乗らんとな。うふふ。

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おまけ

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前回の紹介で気になってたブレーキローターの素性。
GIOSのHPにブレーキが「TEKTRO TR-160」て書いてあるけどこりゃローターの型番だて書いたと思うけど、TEKTROの日本代理店HPにある「TR140-35」に載ってる160mm版よねたぶん。

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あと、フロントホイール外した時にひっくり返したおかげでBB裏が見えて、そこに台湾製て書いてあった。
日本企画販売で台湾製造のイタリアメーカー看板バイク。ややこしいw
モザイクしたのは車体番号の刻印。登録とかできちゃうんでねw

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最後に今回パンクしたチューブの穴チェックしてみた。
見つかるかなーてエア入れてみたらあった!!
マーク?スタンプ?の右下あたりに傷視えるかしら。
こっからプープー漏れてる。この写真も片手でポンプ漕ぎながらプープー漏らしながら撮ったwエア漏れてる間はこやって視えるけど、手止めて圧が落ち着いたらもう傷?ぽいのあるかな?くらいしかわからん。こんなんでダメんなっちゃうんだからセンシティブよねえ。多分センシティブの使い方違うよねえw



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